「チルダイバナ(沈滞花)」は花をモチーフとしたシリーズです。2006年から始めています。
本作はシリーズ22作目で、私の住む沖縄県ではよく見られるブーゲンビリアをモチーフにしています。
藤本英明

画家
©︎Hideaki Fujimoto
画家
現象としての絵画。
藤本英明は、アクリル絵具の積層と研削によって画面を生成する手法で、絵画の可能性を探究している。対象物のあるものから無いものまで画面スタイルにはバリエーションがあるが、すべての作品が共通の発色とマチエールを有している。
兵庫県明石市に生まれた藤本は、乗り物やメカへの興味から「モノづくり」に憧れを抱き、地元の明石工業高等専門学校に進学して機械工学を学んだ。卒業研究のテーマは金属加工におけるNBC刃物の摩耗についてで、当時電子顕微鏡で見た金属の質感やイメージは、現在の制作にも影響を与え続けている。在学中にデザインやグラフィックアートへの関心を深め、進路を転じることを決意。千葉大学工学部工業意匠学科(現・デザイン工学科)へ編入し、デザイン全般を学んだ。卒業研究ではファインアート専攻の研究室に身を置き、絵画作品の制作に取り組んだ。
大学卒業後はデザイン事務所勤務などの社会人経験を経て、あらためて画家になることを志す。武蔵野美術学園油画科に入学し、2年間かけて絵画制作の基礎を学び直し、1997年3月に修了。修了と同時に沖縄県那覇市へ移住し、以来この地を拠点に制作活動を続けている。
もともと絵画が持つ重層性、唯一性、身体性に強く惹かれていた藤本は、1999年、アクリル絵具の積層とサンドペーパーによる研削で画面をつくる独自の手法にたどり着く。以降、画面のスタイルに変化を持たせながらも、絵画に潜む「重層的なマジック」を一貫して追求し続けている。
近年は、ECプラットフォームやアートサブスクリプションなど、インターネットを通じた作品の発表・販売にも積極的に取り組んでいる。
1969年 兵庫県明石市生まれ
1990年 明石工業高等専門学校 機械工学科 卒業
1993年 千葉大学工学部工業意匠学科(現・デザイン工学科) 卒業
1997年 武蔵野美術学園 油画科 修了
沖縄県那覇市に移住、制作活動を開始
1999年 アクリル絵具の積層と研削による独自の画面制作技法を確立
那覇市民ギャラリーにて初個展開催
沖縄県那覇市在住
2007年 第1回モンブラン・ヤングアーティスト・パトロネージ・プログラム・イン・ジャパン
2004年「第17回ホルベインスカラシップ」奨学生
2001年 野村文化振興財団より助成取得
2026年「WALL exhibition vol.4 藤本英明 -Layers of Time -」miyagiya(沖縄)
2025年「猫路地にて Ⅱ -Nekology at Nekoroji- vol.2 藤本英明個展」書肆 吾輩堂(福岡)
2021年「藤本英明の絵画展」D&DEPARTMENT OKINAWA by PLAZA3(沖縄)
2020年「猫路地にて -Nekology at Nekoroji- 藤本英明個展」書肆 吾輩堂(福岡)
2018年「樹になる日(完全版)」 ギャラリーアトス(沖縄)
2016年「キンケイエンケイ 2」 ギャラリーアトス(沖縄)
2013年「藤本英明展-オブジェとしての絵画vol.2-」東京會舘ギャラリー(東京)
2011年 「キンケイエンケイ」 ギャラリーアトス(沖縄)
2010年「藤本英明展」 ギャラリーヤマキファインアート(神戸)
2008年「残熱行リターンズ」藤本英明展 ギャラリー・ラファイエット(沖縄)
「残熱行(ざんねつこう)」ギャラリーアートリエ(福岡) ※福岡市文化振興財団助成事業
「藤本英明展 -オブジェとしての絵画-」東京會舘ギャラリー(東京)
2006年「チルダイバナ(沈滞花)」ギャラリー・ラファイエット(沖縄)
2005年「消滅へのつながり」ギャラリー・ラファイエット(沖縄)
2004年「再会 2」ギャラリー・ラファイエット(沖縄)
「再会」ギャラリー・ラファイエット(沖縄)
2001年 「樹になる日」ギャラリー山口(東京) ※野村文化振興財団より展覧会費助成
1999年 那覇市民ギャラリー(沖縄)
2026年「存在の境界線 - 4人の画家による抽象表現」 emmy art +(東京)
2025-26年「感性の地平 -沖縄から開かれる視覚の扉」ギャラリーヤマキファインアート(神戸)
2025年「Tiger 88 Art Fair 2025」ART HOUSE 88(福岡)
2025年 「ArtSticker Showcase」アートかビーフンか白厨(東京)
2023年「絵画アレコレ展 」 Galleria del 2°piano / 2階のギャラリー(広島)
2022年「新しい境界を超える。シリーズ 第3回 オンラインとリアル展示/春夏秋と冬の花 2022」ART BASE 88 (福岡)
2021年「新しい境界を超える。シリーズ 第2回「オンラインとリアル展示/春夏秋と冬の花 2021」PLAN406 (福岡)
2020年「新しい境界を超える。シリーズ 第1回「オンラインとリアル展示/春夏秋と冬の花 2020」konya gallery(福岡) ※
2019年「第8期六花ファイル」六花文庫(札幌)
2015年 「TRUE COLORS」ギャラリーとりこ(静岡)
「色と線 藤本英明・桃原須賀子 絵画展」リウボウ美術サロン(沖縄)
2010年 「ねこびリターンズ」ART BASE 88(福岡)
「ART OSAKA 2010」堂島ホテル(大阪)
2009年 「101TOKYO Contemporary Art Fair」アキバ・スクエア(東京)
2008年 「通りと広場<トランジット>」ギャラリー・アートリエ(福岡)
2006年 「VOCA2006」 上野の森美術館(東京)
「100点の絵画」ギャラリー・アートリエ(福岡)
2005年 「ワンダーシード」トーキョー・ワンダーサイト(東京)
2004年 「代官山アートフェア2004」ヒルサイド・フォーラム(東京)
2003年 「代官山アートフェア2003」ヒルサイド・フォーラム(東京)
Mitsui Sumitomo Insurance Group Holdings (U.S.A.) Inc. / New York Office
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