Layers of Color 2102
制作年: 2021
素材・技法: アクリル, キャンバス
サイズ: 33.5 × 33.5 × 2.5 cm
エディション: 1点物、ユニーク
サイン:あり






About the Work
- 制作年
- 2021
- 素材・技法
- アクリル, キャンバス
- サイズ
- 33.5 × 33.5 × 2.5 cm
- エディション
- 1点物、ユニーク
- サイン
- あり
- クレジット
- ©︎Hideaki Fujimoto
- 額装
- なし
- 作品証明書
- あり
- 作品の販売元
- 藤本英明
- 発送元地域
- 沖縄県
- 発送までの日数
- 2週間ほど
- カテゴリー
- 絵画
- スタイル
- 抽象
Work Details
Layers of Color 2102
Layers of Color series = non figurative, spontaneous, phenomenal paintings
2015年から始めた「Layers of Color」シリーズは、具象的モチーフの構造から解放されたところで、純粋視覚現象のような絵画を追求しています
本作は2021年の2作目、シリーズ全体で50作目にあたります。
明確なテーマも、メッセージも、モチーフも、プランも無いところから、アクリル絵具の積層と研削によって、完成と思われる画面を(向きも含めて)決定するというのが、本シリーズの基本的手法です。偶発的に生まれるディテールの面白さを活かしながら、キャンバス上の純粋視覚現象として、ひとつの画像に導いていきます。
本作は、自作のエスキースを元に制作を始めました。その少し前に、アイデア出しとしてまとめて何枚かまとめて水彩の連作ドローイングを描いたのですが、その中の一枚が本作を制作する際のモチベーションにしています。
「モチベーチョン」と位置付ける理由は「そのまま忠実に色や形を描くわけではない」からです。
エスキースの色や構図をある程度はガイドにしはするものの、20層以上にも及ぶレイヤーとして分解再構成して積層し、それをまた即興的な判断で削って画面を見つけていくので、完成画面はまるで別の絵面になります。
まるでノープランではなくて、制作のエネルギーを打ち上げる起爆剤としてのエスキースの使い方、その後はその勢いに乗って即興的な判断を積み上げて完成となります。このシリーズでは比較的大きなサイズで行う手法を、S4サイズで試した作品例です。
キャンバスは表裏両面に入念な地塗りによるプレパレーションの後、一旦仮板の上に張ります。画面側に部分、ベタ合わせて20層以上の描写としての塗りを重ねます。そして、水をかけながら耐水サンドペーパーで研削しながら画面を造っていきます。仮板の上で制作し、完成後は清掃乾燥させてから木枠に張って完成となります。画面は、削り出しているため平滑で、ふきんなどで拭き掃除もできます。
絵画の特性の一つ、「重層的なマジック」を活かしきること。
制作を志した頃からの、私の欲求に沿ったやり方を1999年に見つけました。以来、「アクリル絵具の積層と研削」という一貫した技法・マチエールでペインティングの可能性を追求しています。
削り過程動画(Youtubeスライドショー)
制作にかかった時間
3週間
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Artist
画家
現象としての絵画。藤本英明は、アクリル絵具の積層と研削によって画面を生成する手法で、絵画の可能性を探究している。対象物のあるものから無いものまで画面スタイルにはバリエーションがあるが、すべての作品が共通の発色とマチエールを有している。兵庫県明石市に生まれた藤本は、乗り物やメカへの興味から「モノづくり」に憧れを抱き、地元の明石工業高等専門学校に進学して機械工学を学んだ。卒業研究のテーマは金属加工におけるNBC刃物の摩耗についてで、当時電子顕微鏡で見た金属の質感やイメージは、現在の制作にも影響を与え続けている。在学中にデザインやグラフィックアートへの関心を深め、進路を転じることを決意。千葉大学工学部工業意匠学科(現・デザイン工学科)へ編入し、デザイン全般を学んだ。卒業研究ではファインアート専攻の研究室に身を置き、絵画作品の制作に取り組んだ。大学卒業後はデザイン事務所勤務などの社会人経験を経て、あらためて画家になることを志す。武蔵野美術学園油画科に入学し、2年間かけて絵画制作の基礎を学び直し、1997年3月に修了。修了と同時に沖縄県那覇市へ移住し、以来この地を拠点に制作活動を続けている。もともと絵画が持つ重層性、唯一性、身体性に強く惹かれていた藤本は、1999年、アクリル絵具の積層とサンドペーパーによる研削で画面をつくる独自の手法にたどり着く。以降、画面のスタイルに変化を持たせながらも、絵画に潜む「重層的なマジック」を一貫して追求し続けている。近年は、ECプラットフォームやアートサブスクリプションなど、インターネットを通じた作品の発表・販売にも積極的に取り組んでいる。
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ArtStickerでは、現在「Layers of Color」シリーズからの作品を公開中ですが、他シリーズからも追加していく予定です。
多様なコンテンツや表現がある中で、「絵画のおもしろさ」を自分なりに考え探究しながら作家活動をしています。
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どうぞよろしくお願い致します。