Hedgehogs
制作年: 2021
素材・技法: アクリル板
サイズ: サイズ可変
エディション: 未設定
サイン:未設定

About the Work
- 制作年
- 2021
- 素材・技法
- アクリル板
- サイズ
- サイズ可変
- エディション
- 未設定
- サイン
- 未設定
- クレジット
- 写真:加藤健 15th shiseido art egg 中島伽耶子個展「Hedgehogs」 2021年、shiseido gallery、東京
- 額装
- 未設定
- 作品証明書
- 未設定
- カテゴリー
- インスタレーション
- スタイル
- その他
Work Details
2021 「Hedgehogs(ハリネズミたち)」
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物事を隔てる壁や境界線をモチーフにしながら、場所との関わりを出発点に作品を制作してきました。今回の展示では人との関係性における希求と暴力性をテーマにしています。誰かを呼ぶためのベル、明かりがチラつく扉、侵入してくる光、激しく鳴り響くベルなど、鑑賞者の意図に関わらず、何かしらのサインが巨大な壁の反対側へ送られます。私たちのコミュニケーションが容易ではないように、送られたサインに対する反応は見えず、時には無視され、受け手の環境によって思わぬ暴力性を持ちます。展示室を分断する巨大な壁は、外敵から身を守る防護壁なのか、何かを閉じ込める監獄としての壁なのか判然としません。
時代とともに価値観が開かれることで、私たちはより多様な考え方を知り、理解し合うチャンスを得ると共に、より無自覚に他者を傷つける場面が増えた気がします。自分と他者とを隔てる壁を破壊しようとするのではなく、想像力を使いながら壁越しにどのような対話ができるのか、私は興味があります。
「Hedgehogs (ハリネズミたち)」というタイトルは、壁に刺さるアクリルの板がハリネズミの針に似ていることと、寓話から生まれた「ハリネズミのジレンマ」という言葉からとりました。寒い冬、お互いに寄り添い暖め合いたいと近づくのですが、お互いの針のような毛が刺さってしまうため、離れたり近づいたりを繰り返すこのお話は、他者との適切な距離を探る心理的な葛藤を表す言葉として使われます。本来はハリネズミではなくヤマアラシという別の動物で表現されていたのが、針のような毛を持つ外見が似ていることから、どちらの動物でも同じ意味として使われているようです。短絡的に同じカテゴリーにまとめられ、ハリネズミは悲しんだかもしれないと想像しています。
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Artist
Artist
1990年京都生まれ。
物事を隔てる壁や境界線をモチーフにしながら、人との分かり合えなさをテーマに作品を制作している。積極的に作品の中に変化を取り入れ、空間と作品とが一体となる、緊張感のある場所作りを目指す。

































今後の制作費のために大切に使わせていただきます。