青い目の少女
制作年: 2024
素材・技法: 油彩, パネル, ジェッソ
サイズ: 40 × 30 cm
エディション: 1点物、ユニーク
サイン:未設定

About the Work
- 制作年
- 2024
- 素材・技法
- 油彩, パネル, ジェッソ
- サイズ
- 40 × 30 cm
- エディション
- 1点物、ユニーク
- サイン
- 未設定
- クレジット
- © Shunto Noma / Photography by Shunto Noma
- 額装
- 未設定
- 作品証明書
- 未設定
- カテゴリー
- 絵画
- スタイル
- コンセプチュアル, ポップアート, ポートレート
Work Details
作品のコンセプト・制作意図
ドイツ滞在中、日本と西洋の美術における共通点と差異について、自分なりに考察を重ねていた。そのなかで、ルネサンス期の画家サンドロ・ボッティチェリによるテンペラ画の人物表現に、アニメ『美少女戦士セーラームーン』などのキャラクターデザインを手がけた伊藤郁子の人物画との共通点を見出した。
両者の表現には、デフォルメされた二次元的な線や形態のなかに、左右非対称な表情を共存させることで、独特の立体感とリアリティを生み出すという特徴がある。そこにはキュビスムを想起させるような、単一の視点からは捉えきれない人物像のあり方も感じられる。時代も文化的背景も大きく異なる表現のあいだに、こうした類似性を見出したことは、西洋美術を基盤とする日本のデッサン教育を経験した自分にとって、非常に興味深い発見だった。
本作では、ルネサンスやロココの絵画表現を参照しながら、アニメ的なプロポーションをもつ人物を描くことで、西洋美術と日本のアニメーションにおける表現の共通点と差異を探っている。さらに、人物のポージングには、漫画・アニメにおいてしばしば「女性らしい」とされる身振りをあえて取り入れた。キリスト教絵画とアニメ、それぞれの表象に組み込まれたジェンダー規範にも目を向け、人物画の描かれ方や見られ方を問い直すことを試みている。
展示風景
制作手法や使用している道具
ベニヤ板にジェッソ、油彩
制作にかかった時間
2週間
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Artist
アーティスト
野間俊斗(1995年、ドイツ・ヴュルツブルク生まれ、京都育ち)は、絵画とドローイングを中心に、写真や映像など複数のメディアを横断して制作するアーティスト。東京藝術大学で油画を学び、同大学大学院では版画を専攻。2025-2026年にはドイツ・シュトゥットガルト州立美術アカデミーに客員学生として在籍した。野間は、現実のイメージとフィクショナルな表現の関係に関心を持ち、異なる視覚言語を組み合わせながら、イメージが持つリアリティや記号性についてを探究している。近年は、写実的に描かれた背景に、漫画やアニメーションを想起させる線描を重ねることで、現実と虚構、平面と奥行き、絵画とドローイングの境界を行き来する作品を制作している。主な展示に「wo wir hinfallen」(ABTART Galerie、シュトゥットガルト、2025年)、「AAIP – Artists as Independent Publishers」(Sint Lucas Antwerpen School of Arts、アントワープ/Weserburg Museum für moderne Kunst、ブレーメン、2022年)など。
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