分解のドローイング XXV - 規律詩

制作年: 2020

素材・技法: 和紙, 墨, インク

サイズ: 80.7 × 56.5 cm

エディション: 1点物、ユニーク

サイン:未設定

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分解のドローイング XXV - 規律詩

About the Work

制作年
2020
素材・技法
和紙, 墨, インク
サイズ
80.7 × 56.5 cm
エディション
1点物、ユニーク
サイン
未設定
額装
なし
作品証明書
未設定
カテゴリー
ドローイング
スタイル
抽象

Work Details

分解のドローイング XXV - 規律詩
2020 和紙(表面雁皮), 墨, インク 80.7 x 56.5 cm

「分解のドローイング XXV - 規律詩」は,言語を分解するというコンセプトに基づいたシリーズのうちの一つです.日本語を形作る漢字・仮名を分解して再構成しています.最終的に漢詩のように定型が見えてくるものや,混沌とした線の集合に置換されていきます.

私たちの思考の道具である言語を極限までバラバラにしたい—書かれた言語はいつから意味を持ち始めるのだろうか.そんなシンプルな望みと疑問からこのドローイングは始まりました.元は文章だったものがバラバラにされ,さらに無数の線によってつなぎ合わさる.私はその過程に,視覚言語と呼べる独自の意味体系があるのではないかと思います.

この一枚では,魚の群れのように複雑化した文字の残骸が繋ぎ合わさり,一個の生命体の様相を呈しています.外の世界ともつながり始め,どこからどこまでが一つの生命体なのか—どこからどこまでが一つの「意味」なのか—判然としません.私たちの脳内では,こんな現象が起こっているのかもしれません.

※販売価格に額装代も含みます

Exhibition Information

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分解のドローイング XXV - 規律詩
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分解のドローイング XXV - 規律詩

Artist

奥村 研太郎
✔︎

1999年生まれ.美術家.生命とは,言語とは何かという問いにアプローチする.
2022年4月東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻卒業予定
2021年上野芸友賞受賞
2020年安宅賞受賞

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Hot Comments

zealhisao

山本尚志
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about 4 years ago

言語アートとしての書道をやっている者です^ ^ この作品は、元は意味を持っていたであろう散文が、打ち寄せる波のようにデフォルメ、あるいは見えなくなりつつ、文字記号の海を作り出しているように見える。 誰かの言った言葉なのか、自作詩なのか、それはもうわからなくなっていて、書いた本人だけが意味を感じ取れる状況。 では、ここに書いてある言葉の意味とは、観客にとってはなんなのか?という問題が残るわけなのだが、文字記号が既にコミュニケーション能力を失っている姿を作者は敢えてここに示して見せたのだろう。 それは、文字の形骸だけを追い求める多くの書家のしたことと変わらないかと言えば、それは全く違う気がしている。 失われた意味、あるいは伝わらなかった言葉が、このままどこに向かうのか、その途中の姿を示すことで、その問いかけをしているのだろう。 「分解」というタイトル中にある言葉が、その問いを示しており、先にある答えはまだ示されていない。ひょっとしたら、その問いの過程そのものが言語活動なのかも知れない。 今後がとても楽しみです。

最終更新日
2022.01.26