SENSELESS DRAWING BOT

制作年: 2011

素材・技法: ミクストメディア

エディション: 1点物、ユニーク

サイン:未設定

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SENSELESS DRAWING BOT

About the Work

制作年
2011
素材・技法
ミクストメディア
エディション
1点物、ユニーク
サイン
未設定
クレジット
Collaborated with So Kanno Photo by Yohei Yamakami
額装
なし
作品証明書
未設定
カテゴリー
メディアアート
スタイル
コンセプチュアル

Work Details

この作品は二重振子のカオス性をもった動きを利用し、スプレーを用いてダイナミックに抽象的なラインを描画する、自律生成型ドローイングマシンである。二重振子を取り付け、独自に改造を施した電動スケートボードが、振子の支点に取り付けたロータリーエンコーダによって振子の向きを判断し、左右に運動することで振れ幅を増幅させ、振子の運動量がある閾値を超えると、瞬く間に壁面へ描画を行う。動作の原理はいたってシンプルである。『グラフィティ』と呼ばれる落書き行為における、人間の身体や主張を排除し、描画プロセスに宿るダイナミズムを抽出することで、その行為を模倣する。即興性や、記号性、ヴァンダリズムとしての側面といった要素のみを提示することで、この行為の本質は一体どこにあるかを探り、新し解釈につなげることを試みた。

Exhibition Information

開催中の展示

Artist

やんツー
✔︎

やんツー

美術家

1984年、神奈川県生まれ。美術家。描く、鑑賞する、作品を設置(撤去)するなど、美術の制度にまつわる人間特有と思われている行為を、機械に代替させるインスタレーション作品で知られる。また、近年はレーシングカー玩具を鈍速化させたり、自作の大型発電機によって展示空間を発電所に変容させるなど、テクノロジーの利便性や合理性の背後に隠蔽される、政治性や特権性、暴力といった問題にフォーカスし、技術に規定される社会の在り方を問う作品制作を行っている。文化庁メディア芸術祭アート部門にて第15回で新人賞(2012)、同じく第21回で優秀賞(2018)を受賞。TERRADA ART AWARD 2023 ファイナリスト寺瀬由紀賞。ACCニューヨーク・フェローシップ(2023)にて6ヶ月渡米。近年の主な展覧会に、「MOTアニュアル2023」(東京都現代美術館、東京、2023)、「六本木クロッシング2022展:往来オーライ!」(森美術館、東京、2022)、「遠い誰か、ことのありか」(SCARTS、札幌、2021)、「DOMANI・明日展」(国立新美術館、東京、2018)、あいちトリエンナーレ2016(愛知県美術館)などがある。また、contact Gonzoとのパフォーマンス作品や、和田ながら演出による演劇作品発表など、異分野とのコラボレーションも多数。

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iceclips

EMIRI ODA
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almost 6 years ago

人間ではなく機械が描く、しかも電動ではなく、二重振り子の揺れる動きで曲線が生み出されていること、スプレー缶で描いていることなど、作品を構成するディテールがそれはもう、素晴らしく行き届いていて、それが故に切なさも感じてしまいます。

最終更新日
2020.11.12