anonymous - human#4

Year: Unknown

Edition: Unique

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anonymous - human#4

About the Work

Year
Unknown
Edition
Unique
Signed
Not Set
Credits
Courtesy of TEZUKAYAMA GALLERY Courtesy of Taro Okamoto Memorial Museum photo: Hyogo Mugyuda photo: Takeo Hibino
Frame
Not Included
Work Certificate
Not Set
Category
Sculpture
Style
Others
Hashtag

Work Details

title: anonymous - human#4 materials: iron size: H1820 x w870 x D895 Year: 2017
photo: Hyogo Mugyuda
detail view
work in progress
@Taro Okamoto Memorial Museum 2017 photo: Takeo Hibino
@TEZUKAYAMA GALLERY 2019 photo: Hyogo Mugyuda
@ART TAIPEI 2019

anonymous series

私は鉄という素材を足がかりに現代社会に様々にある”境界”を探ることを目的として彫刻、絵画を中心に作品を制作している。

過去のシリーズで言えば、鉄格子そのものを制作しその中に任意のものや人を閉じ込め、鉄格子という鉄製の境界の外から中を、或いは中から外を観た時、価値観は如何に変容するか?といったものである。

そして2013年の岡本太郎記念館で行われた個展「太陽と鉄」では、牢獄を模した自身の作品の中に、館の所蔵品である岡本太郎の作品を投獄するというインスタレーションを発表。重々しい鉄格子に囚われた作品は鑑賞する事を阻害され、「モノ」としての脆弱性が浮き彫りとなる。また、牢獄という制度を模倣する事で、鉄という物質が持つ根源的な暴力性を視覚化するとともに、美術館という権威主義的な体制に隠れた側面も同時に表現した。

その際に着想を得たのが近作の"anonymouse series”である。

太郎記念館の展示に於いて、「動物」という極めて有名な太郎の彫刻作品に、鉄格子の影は滑らかに這い、緊縛し、豊かなフォルムが浮彫りとなり、妖しく、そして美しさを感じた。この影だけを抽出して彫刻が作れないだろうか。様々な試行錯誤を経て作品はようやく2016年にかたちを得る事となった。

今シリーズは実際に犯罪歴のある人物や兵器を3Dスキャンし、その輪郭を反復する鉄線の集積に置き換えた彫刻作品である。複雑な鉄線の羅列によって、抽象化されたモチーフのフォルムのみが強調された作品は、視点を動かしながら鑑賞することで干渉縞(モアレ)の視覚効果を引き起こす。鉄の強固な物質性は去勢され、作品は揺らめく残像のように空間に佇む。

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Last updated date
04.07.2020