


About the Work
- 制作年
- 2023
- 素材・技法
- デジタル
- エディション
- 1点物、ユニーク
- サイン
- なし
- 額装
- なし
- 作品証明書
- なし
- カテゴリー
- NFT
- スタイル
- 抽象, デジタル
Work Details
1. 《Pine forest in fog》Single channel video, full HD, 2023, ED. 1
2. 《Pine tree sculptures》glb file, 2023, ED. 1
NFT2点組、各ED. 1(ユニーク・1点もの)/The complete set of 2 NFTs, ED.1 (each)
1. 《Pine forest in fog》
NFT(シングルチャンネルビデオ、フルHD/Single channel video, full HD)
動画全編はこちら/Watch full movie:https://opensea.io/assets/ethereum/0x495f947276749ce646f68ac8c248420045cb7b5e/94653670170869092799274257976039968468380352193849764472110434864233847980033/
NFT (Non-fungible token) ERC-1155 on Ethereum
Token ID: 94653670170869092799274257976039968468380352193849764472110434864233847980033
Minted on March 2, 2023
2. 《Pine tree sculptures》
NFT(glb), 2023
彫刻を360度見る/See detail:https://opensea.io/assets/ethereum/0x495f947276749ce646f68ac8c248420045cb7b5e/94653670170869092799274257976039968468380352193849764472110434865333359607809/
NFT (Non-fungible token) ERC-1155 on Ethereum
Token ID: 94653670170869092799274257976039968468380352193849764472110434865333359607809
Minted on March 2, 2023
コンセプト/Concept
今回国宝をモチーフにして作品を制作するに当たり、私は長谷川等伯の「松林図屏風」をオマージュしました。 その松林は霧によって姿を目まぐるしく変えます。実際に長谷川等伯が見ていた景色はどんな風であったのか、その思いを馳せることは、現代のアーティストにとって至福の時間だと思いました。 私ができたことはほんの一助だとは思いますが、テクノロジーによって不便や利便性を感じつつも、彼の作品が永久に忘れることができないものだと再認識できると思います。
In order to create a piece with a national treasure as motif, I paid homage to Hasegawa Tohaku's ‘Pine Forest.’ The pine forest rapidly transforms its appearance depending on the fog. I thought it was a blissful moment for a contemporary artist to imagine what the scenery actually looked like in the eyes of Tohaku Hasegawa. I know that what I was able to do was minimal, but I think that despite the inconveniences and conveniences that technology brings, we can all recognize his work as something that will never be forgotten.
販売期間
2023年3月3日(土) 10:00 - 3月17日(火)20:00
※こちらの作品はOpenSea上での限定販売になります。
作品販売先:https://opensea.io/collection/untitled-collection-w9ucs6hf
(OpenSea・NFT購入方法について詳しく知る:https://diamond.jp/crypto/nft/opensea/)
本作品は、バーチャルトーハク内展示「エウレカトーハク!◉89」にも出展されています。
制作・著作:東京国立博物館・文化財活用センター・凸版印刷株式会社
メタバース空間上に開設された「バーチャルトーハク」にて、東京国立博物館所蔵の国宝89件を紹介する、バーチャル展示「エウレカトーハク!◉89」。
第3部では、現代アーティストが東京国立博物館所蔵の国宝作品を再解釈した作品が展示されています。
<参加アーティスト>
・松田 ハル × 国宝「松林図屏風」
・たかくら かずき × 国宝「埴輪 挂甲の武人」
・大澤 巴瑠 × 国宝「古今和歌集(元永本)」
・中西 伶 × 国宝「檜図屏風」
・東京藝術大学美術学部デザイン科「NFT/Web3でつくる未来のクリエイティブ」より、
アーティストチーム:三浦彩、若狭谷理紗、安江琳泉、高井葉月 × 文化財「埴輪 踊る人々」
展覧会詳細はこちら:https://artsticker.app/events/3277
バーチャルトーハク会場はこちら:https://cluster.mu/w/9d0a81b9-f6dd-4bc5-b8dc-801ab1e82d71
Exhibition Information
- 過去の展示
- エウレカトーハク!◉89 ー第3部「国宝と《繋がる》」ー2023.03.03 - 2024.03.31バーチャル展示「エウレカトーハク!◉89」2023.01.17 - 2024.01.17
Artist
アーティスト
1998年生まれ。筑波大学芸術専門学群版画専攻卒業後、京都芸術大学大学院グローバル・ゼミに在籍。版画とVRを組み合わせた、「VR版画」を制作している。現実と仮想の空間を鑑賞者が体験することで、新しい鑑賞体験を展開している。 Statement あらゆるものには二項対立を孕んでいる。それは一つの言葉が成り立つためにはそれとは相反する言葉がないといけないからだ。そしてそれは最終的に生と死のような極端なものに辿り着くだろう。つまりあなたが生きる理由を欲するとき、あなたが死にたい理由をも欲している。しかしあなたはその欲望を、おそらく同時には知覚できない。 私はあらゆる芸術が作り上げてきた歴史に懐疑的だ。美術史として紡がれてきたものの大体が、ある理想を謳うためだけのものに感じられるからだ。それらは魅惑的な言葉で、私たちにその正当性を説く。中でも、抽象表現主義がその理想として掲げたのは、新たな絵画言語の創出によって人間の感情そのものを表現することであった。しかし、その現前し得ないものは、私たちの前に絵画というオブジェクトとして現前している。芸術家は意味のないものに意味を付与させ、新たな価値を創り出す。当然そんな行為はフィクションである。私は芸術家だ。だから私は全力で嘘をつく。あなたがそれを嘘と思えないまで。 芸術を私が信じることができるなら、それはフィクションではない。しかし、複製技術が発達した現代では芸術においてオリジナルかフィクションかといった二項対立の存在は曖昧になっている。しかし、芸術作品が私にとってある必然性を伴って現れるとき、それをリアルなものだと信じる。しかし同時に、私は人間の欲望によって生まれた複製メディアに対して懐疑的なのだ。それらは、絵画を複製するために生まれた版画から始まり、印刷技術、写真や映像、インターネット、そして空間を複製するメディアであるVR(virtual reality)が挙げられる。VRは現実の対となる仮想空間である。それは私たちがこの現実空間に存在しているからこそ生み出される二項対立である。しかし、それはフィクションである。なぜなら、その空間はスクリーンの中の3Dオブジェクトでしかないからだ。つまり、我々は没入する要素としての空間を想像してしまったのだ。 その融解した二項対立が現前することを、私たちにフィクションへの没入、「想像」という手段で可能にしてしまうことをVA(virtual abstraction)と呼ぼう。その仮に想定された抽象は、今、あなたがここにいる現実/仮想を融解する。そうしてあなたは仮想と現実の空間どちらにも参与してしまう。マーク・ロスコは自身の作品について「絵画ではなく場を作った。」と表現した。抽象性とは、ある二項対立へ参与することに対する想像そのものである。そしてそれはあなたを二重にすることを可能にしてしまうのだ。 そうしたあらゆる二項対立を麻薬のように刷り込ませて私たちは生きている。けれどあなたがそのフィクションに気づき、その融解をあらゆる場所で知覚する時、VA(virtual abstraction)は現れる。そうなることを私はここで表明する。その世界を想像する。想像するのだ。 そうしてそれもまた、フィクションだ。
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今回国宝をモチーフにして作品を制作するに当たり、私は長谷川等伯の「松林図屏風」をオマージュ しました。 その松林は霧によって姿を目まぐるしく変えます。実際に長谷川等伯が見ていた景色はどんな風であったのか、その思いを馳せることは、現代のアーティストにとって至福の時間だと思いました。 私ができたことはほんの一助だとは思いますが、テクノロジーによって不便や利便性を感じつつも、彼の作品が永久に忘れることができないものだと再認識できると思います。