もうひとつの方
制作年: 2023
素材・技法: LED, ポリウレタン, プラスチック, 木, その他
エディション: 1点物、ユニーク
サイン:なし

About the Work
- 制作年
- 2023
- 素材・技法
- LED, ポリウレタン, プラスチック, 木, その他
- エディション
- 1点物、ユニーク
- サイン
- なし
- 額装
- なし
- 作品証明書
- 未設定
- カテゴリー
- インスタレーション
- スタイル
- コンセプチュアル
Work Details
Chronology
1911 Ito Hirofumi pedestal
1936 Diet Building tower
1942 metal requisition
2023 delayed illumination
本作は、神戸市の大倉山公園に残された台座から始まっている。
その場所では、戦時中の金属供出によって、かつて置かれていた金属像が失われ、台座だけが残されていた。そして、リサーチの過程で、その台座と同じ意匠が国会議事堂の尖塔にも用いられていることがわかった。
そこから、スイッチが押された2日後、つまり“明後日”に200灯のライトが点灯する構造をつくった。遅れて起こる点灯は、神戸の公園という誰もが入れる場所と、国会議事堂という限られた人しか入れない、離れた二つの場所を結びつけると同時に、行為と結果の関係を不確かなものにする。
本作における“明後日”は、すぐに到達すべき未来ではなく、記憶と現在が少しずつ混ざり合う時間差として扱われている。
Artist
アーティスト
1984年富山県生まれ。大阪を拠点に活動。
2010年 京都市立芸術大学大学院美術研究科彫刻専攻修了。
2023年 東京藝術大学大学院美術研究科GAP専攻研究生。
彫刻を基軸に、場所の環境や歴史、社会制度、技術、偶発的な出来事、人とのやり取りを観察し、その場にある条件から作品の形式を立ち上げている。素材や現場、他者との関係のなかで生じる変化を制作に取り込みながら、個人ではコントロールできないものと人がどのように関係するかを探っている。
活動は、美術館・ギャラリーでの展示、国内外でのリサーチや滞在制作、自治体・企業・製造現場との協働、公共空間への恒久設置など、場所ごとに異なった形式をとっている。2016年《草創》、2018年《鎮慰》、2019年《富源》では企業の産業拠点に石彫モニュメントを制作。2019年には「HUB IBARAKI ART PROJECT 2018-2019」で茨木市を舞台とした長期プロジェクトを実施し、2024年には《That’s place》を茨木市の17YMビルに恒久設置。2025年にはFactorISM ART AWARDで一瀬製作所と共同制作し、審査員特別賞を受賞した。
主な個展に「それも美しい」(東大阪市民美術センター、2019)、「Tag」(Punt wG/アムステルダム、2023)、「かゆみのない」(ヴァルガス美術館/マニラ、2024)など。吉野石膏美術振興財団在外研修(ニューヨーク、2017)、文化庁新進芸術家海外研修制度(マニラ、2023)、ポーラ美術振興財団国際交流助成(2024)、国際交流基金マニラ支部助成(2024)、文化庁創作支援プログラム(2025)などの支援を受ける。


























いただいたご支援は、今後の作品制作、リサーチ、展示のために大切に使わせていただきます。作品を見ていただくこととあわせて、制作活動を応援していただけましたら嬉しいです。