突然の風景

制作年: 2019

素材・技法: 音・サウンド

エディション: 1点物、ユニーク

サイン:なし

突然の風景
突然の風景
突然の風景

About the Work

制作年
2019
素材・技法
音・サウンド
エディション
1点物、ユニーク
サイン
なし
額装
未設定
作品証明書
未設定
スタイル
コンセプチュアル

Work Details

十数台の車が、学校の運動場に雑然と並んでいる。各車は、中央のコンピューターからの信号によって、一台ずつクラクションを鳴らす。最初はただのノイズのように聞こえる音が少しずつ音階として整えられ、一曲の音楽へと変わっていく。

演奏される曲は「上を向いて歩こう」である。一人で孤独に歩く歌でありながら、多くの人が知っている歌でもある。車が集まった運動場の風景は、災害時の避難所やニュース映像の中で見る風景にも重なる。そんな状況で共にこの曲を聴く。この経験を、茨木市に住む人たちが共有しておくこと。それは、実際の有事が起きたときに、気持ちが沈んだ瞬間から立ち上がるための、心の避難訓練のようなものになるのではないかと思った。

https://www.youtube.com/watch?v=waK2gF53hSU

Artist

冬木 遼太郎
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冬木 遼太郎

アーティスト

1984年富山県生まれ。大阪を拠点に活動。
2010年 京都市立芸術大学大学院美術研究科彫刻専攻修了。
2023年 東京藝術大学大学院美術研究科GAP専攻研究生。

彫刻を基軸に、場所の環境や歴史、社会制度、技術、偶発的な出来事、人とのやり取りを観察し、その場にある条件から作品の形式を立ち上げている。素材や現場、他者との関係のなかで生じる変化を制作に取り込みながら、個人ではコントロールできないものと人がどのように関係するかを探っている。

活動は、美術館・ギャラリーでの展示、国内外でのリサーチや滞在制作、自治体・企業・製造現場との協働、公共空間への恒久設置など、場所ごとに異なった形式をとっている。2016年《草創》、2018年《鎮慰》、2019年《富源》では企業の産業拠点に石彫モニュメントを制作。2019年には「HUB IBARAKI ART PROJECT 2018-2019」で茨木市を舞台とした長期プロジェクトを実施し、2024年には《That’s place》を茨木市の17YMビルに恒久設置。2025年にはFactorISM ART AWARDで一瀬製作所と共同制作し、審査員特別賞を受賞した。

主な個展に「それも美しい」(東大阪市民美術センター、2019)、「Tag」(Punt wG/アムステルダム、2023)、「かゆみのない」(ヴァルガス美術館/マニラ、2024)など。吉野石膏美術振興財団在外研修(ニューヨーク、2017)、文化庁新進芸術家海外研修制度(マニラ、2023)、ポーラ美術振興財団国際交流助成(2024)、国際交流基金マニラ支部助成(2024)、文化庁創作支援プログラム(2025)などの支援を受ける。

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最終更新日
2026.08.25