Iris
制作年: 2020
素材・技法: 油彩, キャンバス, パネル
サイズ: H1620×W1300
エディション: 1点物、ユニーク
サイン:未設定

About the Work
- 制作年
- 2020
- 素材・技法
- 油彩, キャンバス, パネル
- サイズ
- H1620×W1300
- エディション
- 1点物、ユニーク
- サイン
- 未設定
- 額装
- なし
- 作品証明書
- 未設定
- カテゴリー
- 絵画
- スタイル
- 抽象, コンセプチュアル
Work Details
一筆ずつ繰り返し描かれた絵具の集積によって画面に一つの図像が出現する現象に、植物の葉や枝の群生との共通点を感じています。
葉っぱ一枚一枚はただの葉っぱなのに、集まると一本の木になる。葉を見ようとするとそれは葉になり、木を見ようとするとそれは木になるように、お互いを変容し合う関係です。
同じように、画面に置かれた絵具の塊や引き裂かれた布は、一つの図像とただの絵具の塊である物質に対する認識をお互いに変容させ合います。
葉を絵具に置き換え、一筆ずつひたすら繰り返し描かれた絵具の集積は一つの図像を創出し、お互いに変容し合いながら鑑賞者に陽炎な幻影を見せます。
Exhibition Information
- 過去の展示
- ARTISTS’ FAIR KYOTO 20212021.03.06 - 03.07
Artist
painter
私はモチーフの持つ形態や色彩などの特徴を絵具に変換し、一筆ずつ、ひたすら繰り返し描きます。 一つ一つは形態が単純化された具体的特徴のないただの絵具の塊ですが、離れて見ると連続して配置された絵具により画面に一つの図像が出現します。 単純化された形態と絵具の集積によって生まれる幻影は、絵具の物質という性質と図像の非物質という性質によって、対象の認識を相互に変容させます。 私は、山や川、本や映画、音楽やアニメなど、自身が生きている中で体験・経験を通し て触れてきたものをモチーフに、そのものが持つ固有の性質と繊細に向き合います。素材 や色、筆致の配置など、モチーフの持つ固有の性質と互いに補完しあえるようにその都度 慎重に選択を重ね、絵が唯一無二の存在となるように画面を創出していきます。 描かれるイメージは様々ですが、共通してモチーフの持つ本質の部分に迫り、表層の再 現や模倣ではない新たなモノ・存在を生み出そうとしています。 近作では、一筆ずつ繰り返し描かれた絵具の集積によって画面に一つの図像が出現する 現象に、植物の葉や枝の群生との共通点を感じています。 葉っぱ一枚一枚はただの葉っぱなのに、集まると一本の木になる。葉を見ようとすると それは葉になり、木を見ようとするとそれは木になるように、お互いを変容し合う関係で す。 同じように、画面に置かれた絵具の塊は、一つの図像とただの絵具の塊である物質に対 する認識をお互いに変容させ合います。 葉を絵具に置き換え、一筆ずつひたすら繰り返し描かれた絵具の集積は一つの図像を創 出し、お互いに変容し合いながら鑑賞者に陽炎な幻影を見せます。 また、私は絵画制作において、支持体となる布に対して工夫をしています。 一般的に絵画は、キャンバスなど厚い丈夫な布を支持体として用いますが、私はキメの 細かいガーゼ生地のものやキメが荒く透けて見えるもの、色のあるものなど、様々な質感 の布を描きたいイメージに合わせて選び、支持体として用います。 支持体とその上にある絵具、図像の関係は同等のものと捉えており、それぞれの素材が 絡み合いながらお互いに良い効果をもたらす画面作りを意識して造形していきます。
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私の作品は、一枚の絵に対して絵画の支持体となる布を2、3枚重ねて使います。その組み合わせによって、一枚一枚が様々な表情を持つ唯一無二の存在として制作されます。
今後の作品制作費のため、ご支援いただいたお金は大切に使わせていただきます。