Iris_06
制作年: 2020
素材・技法: 油彩, 木綿・コットン, パネル
サイズ: H162 × W388 (cm)
エディション: 1点物、ユニーク
サイン:未設定

About the Work
- 制作年
- 2020
- 素材・技法
- 油彩, 木綿・コットン, パネル
- サイズ
- H162 × W388 (cm)
- エディション
- 1点物、ユニーク
- サイン
- 未設定
- 額装
- なし
- 作品証明書
- 未設定
- カテゴリー
- 絵画
- スタイル
- 抽象, 静物
Work Details
作品名: Iris_06
この作品は現在、ワコールスタディーホール京都にて行われている、「クロスフロンティア 京都芸術大学美術工芸学科選抜展vol.1」に出展しております。
白の絵具を一筆ずつ画面にのせていき、その上から色を乗せています。絵具によって盛り上がった輪郭線がそれぞれの色彩と筆致を強調し、レリーフのような装飾的な画面を創出します。
離れて見るとそこにはアイリスの咲き乱れた風景がありますが、画面に近づくと見えていた図像の一つ一つがただの絵具の塊であることを強調しています。
また、部分的に裂かれた布は、花のようにも見えますが、それが布という支持体である、つまり平面の絵画であることを強調させます。
普通絵画は、一枚のキャンバスや厚手の布を支持体として描かれますが、私は厚手の布、決めの細かいシーツ生地、そしてキメの詰まったリネンの三枚を重ねて一つの支持体を作っています。
引き裂かれた画面を観察すると、パネルの木の面も合わせて4っつの層があることがわかります。
一筆ずつ繰り返し描かれた絵具の集積によって画面に一つの図像が出現する現象に、植物の葉や枝の群生との共通点
を感じています。
葉っぱ一枚一枚はただの葉っぱなのに、集まると一本の木になる。葉を見ようとするとそれは葉になり、木を見ようとするとそれは木になるように、お互いを変容し合う関係です。
同じように、画面に置かれた絵具の塊や引き裂かれた布は、一つの図像とただの絵具の塊である物質に対する認識をお互いに変容させ合います。
葉を絵具に置き換え、一筆ずつひたすら繰り返し描かれた絵具の集積は一つの図像を創出し、お互いに変容し合いながら鑑賞者に陽炎な幻影を見せます。
Exhibition Information
- 過去の展示
- CROSS FRONTER | クロスフロンティア | 京都芸術大学 美術工芸学科 選抜展 vol.12020.11.06 - 12.18
Artist
painter
私はモチーフの持つ形態や色彩などの特徴を絵具に変換し、一筆ずつ、ひたすら繰り返し描きます。 一つ一つは形態が単純化された具体的特徴のないただの絵具の塊ですが、離れて見ると連続して配置された絵具により画面に一つの図像が出現します。 単純化された形態と絵具の集積によって生まれる幻影は、絵具の物質という性質と図像の非物質という性質によって、対象の認識を相互に変容させます。



























私の作品は、一枚の絵に対して絵画の支持体となる布を2、3枚重ねて使います。その組み合わせによって、一枚一枚が様々な表情を持つ唯一無二の存在として制作されます。
今後の作品制作費のため、ご支援いただいたお金は大切に使わせていただきます。