帰還 3
制作年: 2014
素材・技法: アクリル, パネル
サイズ: 91 × 137.8 × 3.7 cm
エディション: 1点物、ユニーク
サイン:あり











About the Work
- 制作年
- 2014
- 素材・技法
- アクリル, パネル
- サイズ
- 91 × 137.8 × 3.7 cm
- エディション
- 1点物、ユニーク
- サイン
- あり
- クレジット
- ©︎Hideaki Fujimoto
- 額装
- なし
- 作品証明書
- あり
- 作品の販売元
- 藤本英明
- 発送元地域
- 現在企業様へレンタル中のため、ご購入希望の方はThe Chain Museumへお問合せ下さい。
- 発送までの日数
- 現在企業様へレンタル中のため、ご購入希望の方はThe Chain Museumへお問合せ下さい。
- カテゴリー
- 絵画
- スタイル
- 日常, その他, 半抽象, エモーショナル, デジタル, エネルギッシュ, ロマンティック, 抽象, 日本画・和, アジア, ミニマリズム
Work Details
帰還 3
本作の画面内水平線近くに、リーフ遊びから引き上げようとする3人のシルエットがあります。
「帰還」は人影が点在する風景画に付けるタイトルです。(「 帰還」と「帰還 2」は下山する人影がある山の風景でした。)
広がる浜とリーフは、沖縄県八重山諸島の一つである竹富島の風景画像を元に、デッサンを起こして作画しています。家族旅行した際に父が撮った一枚のスナップ写真が元ネタですが、それを基にデッサンとなる線画を自分の手で起こしています。
日本画の大下図のようにモチーフの配置を主に記した原寸大の線画を、画面と別のトレーシングペーパーに作成します。そして塗り重ねる色のレイヤー構成をプランニングします。 線的にも色面的にもプランがある程度決まったら、トレーシングペーパー上の線画をパネル上に転写し、本画制作に入ります。
画面では、下塗りと木目を潰す削りによるプレパレーションの後、部分、ベタ合わせて20層以上、描写として塗りを重ねます。そして、水をかけながら耐水サンドペーパーでの研削を、完成画面が見つかるまで繰り返します。
アクリル絵具の塗りと削りによる重層的メチエを通過していきながら絵画上にしか存在し得ない光景を目指して完成しました。
パネルは合板が表裏両面に貼られています。画面はもちろん、側面や裏面にも地塗りをして作品の耐久性を上げています。側面にも画面の背景色(ライトブルー)で塗りと削りを施しています。作品裏面のスリットはパネル内通気ダクトですが、設置の際、ピン、フック類も引っ掛けられます。 また、削り出しによる平滑なマチエールなので、作品をふきん等で拭き掃除することもできます。
アクリル絵具の積層と研削で、絵面を描き出していく手法自体は、非対象フリー絵画「Layers of Color」とも変わらない共通性があります。よって本シリーズの作品においても、そのマチエールや発色感は一貫しています。
絵画の特性の一つ、「重層的なマジック」を活かしきること。
支持体上に絵具によってしか存在し得ない光景。
制作を志した頃からの私の欲求に沿ったやり方1999年に見つけました。 以降、自分なりの手法を通じてでペインティングの可能性を追求しています。
展示風景
2021年10月13日〜11月8日、D&DEPARTMENT OKINAWA by PLAZA 3 での個展。
画面右側手前が本作。
展覧会リリース:https://www.d-department.com/item/DD_EVENT_31287.html20
2021年11月から2022年3月までインテリア・ショールーム「MIX RESIDENCE」(沖縄市)で作品設置。
ArtStickerでの関連投稿:https://artsticker.app/posts/41737
fujimoto the return3 grinding process
この作品で表現したかったこと
人間についての想い。それを人間を含んだ光景として表現するのが「帰還」シリーズです。
制作にかかった時間
3ヶ月
作品に込めた想い
作品は鑑賞者の感性を載せる乗り物のようなものです。色と形とマチエールの世界でお好きなトリップを楽しんでもらえれば幸いです。
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Artist
画家
現象としての絵画。
アクリル絵具の積層と研削によって画面を生成する手法で絵画の可能性を探究している。
対象物のあるものから無いものまで画面スタイルにはバリエーションがあり、すべての作品が共通の発色・マチエールを有している。
兵庫県生まれ。1997年から沖縄県在住。これまでに県内外の個展・グループ展等で作品を発表。
































ご覧頂きありがとうございます。
ArtStickerでは、アンフォルメル絵画「Layers of Color」シリーズを中心に作品を公開中ですが、他シリーズからも追加していきます。
多様なコンテンツや表現がある中で、「絵画のおもしろさ」を自分なりに考え探究しながら作家活動をしています。
ご支援は、作品の制作、発表活動、制作環境の維持に充てさせて頂きます。
どうぞよろしくお願い致します。