Shéhérazade, les mille et deux nuits シェヘラザードの千二夜目
制作年: 2017, 2021, 2022
素材・技法: 音・サウンド, その他
エディション: 1点物、ユニーク
サイン:未設定





About the Work
- 制作年
- 2017, 2021, 2022
- 素材・技法
- 音・サウンド, その他
- エディション
- 1点物、ユニーク
- サイン
- 未設定
- 額装
- なし
- 作品証明書
- 未設定
- カテゴリー
- インスタレーション
- スタイル
- コンセプチュアル, 幾何学, ミニマリズム, エネルギッシュ
Work Details
Shéhérazade, les mille et deux nuits シェヘラザードの千二夜目
Intallation / Sound installation art Flickering fluorescent light (glow starter), AM antenna, tuner/radio, amplifier, speakers (2ch stereo), etc. 2022 / 2021 / 2017
Exhibition: ClafT2022 “Come on, let's dance. Even though it's like this outside? Then my skirt flutters, flutters, flutters... (1974)”
@GALERIE JUILLET, 2022
光/視覚と音/聴覚がかかわるサウンド・インスタレーション「シェヘラザードの千二夜目」。
古くなって不定期に明滅(フリッカー)する直管蛍光灯とAMラジオ、ルー プ・アンテナに再生装置を組み合わせた作品である。アンテナはリアルタイムで特定のAMラジオ放送を受信するも、明滅する蛍光灯すなわち不規則に放電と消灯を繰り返す蛍光管の電磁波が不可視のラジオ電波に干渉し、光と音が同期しているような現象としてあらわれるようになる。
時間の物語=ラジオ放送を音に再変換する装置と「場」の間隙にギミックを設け、グリッチ的に物語を変質させる。枠物語の枠を超えようとする過程に、本作は『千夜一夜物語』のさらに次の断章を導き出そうとしているともいえる。
Exhibition: “at times, try to inquire into times” @Gallery K, 2021
“AMラジオを聴きながら蛍光灯をつけると、そのときラジオにノイズが混じる”
そうした日常的な経験から2017年より本作を発表した。聞こえる言葉も音楽も、蛍光灯から発する電磁波によって乱され、いまこの場所だけに新しい言葉と音として話され続ける。
それは『千夜一夜物語』におけるシェヘラザードの、「もっとおもしろいお話」のそのまた先が垣間見えるような感覚であった。
Exhibition Information
- 過去の展示
- 上野 悠河 独奏・曲・のための・奏者2025.05.09 - 06.01
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Artist
アーティスト/Artist
1997年千葉県出身。 “もの性” や現象を手がかりに、21世紀的現代からみた客体としての20世紀と、その主体としての自己性を拡張させたインスタレーション/マルチ・メディア作品を発表している。 現代美術家としてのほか、「Musʼc」名義でミュージシャンとしても活動。 14歳より触れた武満徹の音楽作品を契機に、20世紀現代音楽・現代美術の影響を受ける。 美術が技術ではない時代としての21世紀の視点から、しかしその地に基礎をなした20世紀美術のオブジェクト(客体/物質)を引用する手法で、あらゆる素材やメディアを駆使した領域横断的かつ内省的な作品を制作・発表している。自身の音楽の経験から、作品は特に音を用いたインスタレーション・アートが多い。また現代美術家であるほか、ミュージシャン/作曲家「Mus'c」としても活動。 近年の主な展示に、「ウェル・ビーイング」(ギャラリイK/京橋, 東京)、「SICF23 EXHIBITION部門 受賞者展」(スパイラル/青山, 東京)、「ZOU-NO-HANA FUTURESCAPE PROJECT 2022」(象の鼻テラス・象の鼻パーク, 横浜)、クリティークシリーズ vol.1 上野悠河個展「Objective Counterpoint | 20←」(船橋市民ギャラリー, 千葉)など。「中央線芸術祭」個展・グループ展出展、その他イベントに参加('24〜'21)。 主な受賞歴に、佐藤佐吉賞2023 優秀宣伝美術賞、「SICF23」大巻伸嗣賞、 第2回ISAC国際作曲コンテストSpecial Prize (Special Mentioned)、 島村楽器「録れコン2022」グランプリ・インストルメンタル部門優秀賞など。 “たとえば自転車、蛍光灯、ラジオは、しばしわたしの作品にあらわれる素材であるが、それらにたいしてデフォルメや分断をほとんど施さないのは、素材とその意味が恣意的な関係を保ちながら、施しようもないほどに必然的に強固な実用性を伴っているからである。わたしは切り離せず、またつなぎ合わせられるほどの力を有してはいない。その「もの」たちが(無意識に)使い/使われた人間とのかかわりは、協調ではなく交渉と対峙であるとして、素材と作品、作品と作品、作品と鑑賞者、ジャンルAとジャンルB、そして人と人との相容れなさを、制作表現においては通底させている。”
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