Paradox
Year: 2021
Material/Technique: Resin, Paper, Plastic, Paint
Size: 400×360×150 mm
Edition: Unique
Signed:Not Set
This artwork can no longer be purchased.
SOLD OUT
Note: Prices are displayed as reference prices converted at the exchange rate. Payments are made in Japanese yen.

About the Work
- Year
- 2021
- Material/Technique
- Resin, Paper, Plastic, Paint
- Size
- 400×360×150 mm
- Edition
- Unique
- Signed
- Not Set
- Credits
- © ADACHI ATSUSHI All rights reserved
- Frame
- Not Included
- Work Certificate
- Not Set
- Distributor of artworks
- 足立篤史
- Ship-from Area
- Kanagawa Prefecture
- Days Until Dispatch
- About 2 Weeks
- Category
- Sculpture
- Style
- Society / Politics / History
Work Details
タイトル: Paradox
サイズ:400×360×150 mm
素材:水性樹脂、紙、プラスチック、水性塗料
制作年:2021
価格:¥72,000(税込)
—コンセプト—
誰もが子供の頃おもちゃで遊び、多くの思い出や経験をそのおもちゃから得てきた。
しかし、それも大人になるにつれ、そのおもちゃたちともいつかは遊ぶことはなくなり、やがて部屋の、記憶の片隅に追いやられる。それらのものは時がたつにつれ、ゆっくりと、時間をかけ朽ちてゆき、最後はその形跡すら忘れ去ってしまったと思っていた。
だが忘れたわけではない、しかし思い出せるわけでもない、幼少期の思い出とは記憶の貯蔵に必要とされた神経ネットワークが未成熟だったため記憶期間が短く、また記憶をうまく固着できないためとても不安定な存在であり、そのため自分の意思とは相反して、脳の発達(老化)により飲み込まれ、徐々に検索する事ができなくなってしまうのだ。
しかし記憶自体は失われたわけでなく、古い脳細胞(記憶)は置き換わるわけでなく、新しい細胞が追加される形で発達してゆく、確かにそこにはまだ記憶は存在し続けている。
今現在も、その記憶と同じように、部屋の片隅の箱の中で、おもちゃは今もその思い出は刻まれ、まだかつてのそこに記憶は存在し続けていく。
作品は、その「思い出そうとするが、明確には思い出せない」姿を表現した。
モノ自体が記憶の具現化(この場合「おもちゃ」という存在)であり、思い出せないという現象を「形が曖昧になる、崩れる」で表現し、その曖昧な部分を文字化けして読めない(思い出せない、認識できない)文字であり、
文字は人間が記憶を記録物として伝え、長く保管するために発明したものであるので、それ自体が記憶データの認識できなくなってしまったファイルのように文字化けさせることにより、思い出すという事の難しさを表し、
またおもちゃ自体が破損(朽ち)していることにより、大人になったことにより、幼少期に遊んだおもちゃを処分(または家の何処かに行ってしまった)姿も表現した。
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Artist
アーティスト
主に新聞や雑誌など、「活字」を媒体に”記憶を記録する”をコンセプトに制作している。 この世に存在する物には、その”モノ”が存在した時代、歴史、そして人々の記憶が刻まれていると考え、その記憶を当時の資料をもとに今まで形がなかったものを”実体化”することにより、目に見えないものとして存在していただけの記憶を”記録”として残している。 私は、幼いころから海上自衛隊や米軍基地の基地開放に訪れ、模型づくりに親しんできました。海底に沈んだ戦艦、標本のように並べられたミニチュアの戦闘機、文字が焼きつき古ぼけた写真。私の生み出す歴史の遺物は古い新聞記事で覆われて、無機物でありながらもどこか温かみを感じさせます。東京造形大学美術学科彫刻専攻の時代から一貫して、「記憶を記録すること」をコンセプトに制作を行っており、模型の表面に当時の資料を重ねることによって、「無機物に宿る記憶」を表現しようと試みています。 1988年横須賀市生まれ。2014年東京造形大学美術学科彫刻専攻卒業、東京造形大学卒業研究・卒業制作展「ZOKEI賞」受賞。主な展示に、個展「記憶-Kioku- 」(ニューヨーク、2014)、「第18回岡本太郎 現代芸術賞」(川崎、2015)、「都美セレクショングループ展 「紙神」」(東京、2016)、「TOKYO ILLUSION」(台中、2018)、「Emerging Tokyo 」(ニューヨーク、2019)、「Tanagokoro」(ロサンゼルス、2022)、「BankART U35 “REMEMBER”」(横浜、2022)、第26回岡本太郎 現代芸術賞、「特別賞」受賞」(川崎、2023)等。
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