農園の石が見ていた風景

制作年: 2024

素材・技法: ミクストメディア, パネル

サイズ: 41 × 60.5 × 2.5 cm

エディション: 1点物、ユニーク

サイン:あり

ArtSticker(アートスティッカー)
限定販売

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About the Work

制作年
2024
素材・技法
ミクストメディア, パネル
サイズ
41 × 60.5 × 2.5 cm
エディション
1点物、ユニーク
サイン
あり
額装
あり
作品証明書
あり
作品の販売元
藤原史江
発送元地域
愛知県
発送までの日数
2~3日
カテゴリー
絵画
スタイル
コンセプチュアル, 日常

Work Details

作品のコンセプト・制作意図

路傍の小石の視点から見た風景です。その小石も作品に添付されます。黒板にチョークで描くように、その小石で黒いサンドペーパーに描いています。路傍の小石が文字通り身を粉にして、周囲の世界を自分の色で自分の視点から描いています。日本語で「身を粉にする」は「懸命に取り組む」という意味です。その視点も、周囲のその一瞬も唯一無二です。「路傍の石」は「無価値な物」の代名詞です。でもその価値基準は用途に対するものに過ぎません。私たちは自然の一部ですが、それを忘れがちです。

場所は東京郊外の街です。駅の横に農園があり、ネットやフェンスで守られていました。後ろにはビルが見えます。田園地帯の農園には無い風景だと思いました。慣れた場所でも別の視点で見ると違って見えます。人の世でも多様な視点と多様な状況、多様な個性があり、多様な判断が生まれます。そんな周囲も自分も常に移り変わり、日々変化してゆきます。

展示風景

 2024年秋に東京で行われた中央線芸術祭のために制作され「Space Sharing Program」にて展示されました。展示ではアクリル製の透明カバーが外してあります。

アクリル製の透明カバーは奥行き約7cmです。ドライバーで木ネジを外すとでカバーが外れます。描画に使った石は接着してあります。石の左右に作品の題名と作者のサインが手書きで入っています。額装は他の展示でも使用した品です。新品ではありません。小傷などあります。予めご了承ください。

この作品で表現したかったこと

 私は社会について、意思疎通の出来ない病床の人から母親のお腹の中に居る胎児まで含めて考えるべきだと思っています。病床の人は家族に絶大な影響を与え、胎児は周囲から大きな影響を受けながら育ちます。社会を社会人と呼ばれるごく一部の人々だけが居る場所と考えると、多くの社会問題を解決できません。

 引きこもっていて、自分は社会から爪弾きにされている、社会から隔絶されていると考えている人があるとします。自分は社会と関係ないと思っていても、その人が周囲に与える影響や、その考えも含めて現在の社会があり、そこから未来が作られてゆきます。日本は高齢化が進み、非正規雇用が増えました。現在の日本においては、自分は社会の中心ではなく周辺に居ると思っている人の方が多いのではないでしょうか。

 物事を考えるとき、人間を中心に考えてしまえば、人による価値判断を中心に考えることになります。人の世に長く居れば、自分の価値を認めてもらえないことは多くあります。私たちは自然の一部です。自然の猛威の前では、私たちは小さく儚い存在に過ぎません。人の世の価値観は自然界の中で、どれほど小さい事でしょう。自分が自然の一部である事を自覚し、人間中心の考え方から脱することが、人の世の価値観に振り回されず、自然と共に生きる道につながるのではないでしょうか。

制作手法や使用している道具

小石が落ちている地点からファインダーを覗かずに写真を撮影します。その写真を元に、黒いサンドペーパーにその小石で描画します。黒板にチョークで描く要領です。小石が削れて黒いサンドペーパーに白い線が付くのを利用して描いています。細い黒線は練り消しゴムで石粉を取り除くことで描かれています。定着にはフィキサチーフを使用しています。石の色や硬さにより、絵の印象が変わります。石が硬ければ細かく鋭い描写になり、石が柔らかければ、大まかで優しい印象の描写になります。絵にも石の個性が表れます。

制作にかかった時間

約10日間

制作場所(アトリエ)について

描かれている場所:武蔵小金井駅周辺 /製作場所:アトリエ

作品やタイトルに込めた想い

人から見てどんなに些細な物にでも唯一無二の視点がる。唯一無二の存在である。

寄付について

寄付について:この作品の売り上げの一部は、作者によって慈善活動に寄付されます。

転売について:この作品を転売した場合、利益の1割を慈善活動に寄付してください。

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農園の石が見ていた風景
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How to Buy

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藤原史江

美術作家

2024年 中央線芸術祭 国際公募展Space Sharing Program (東京都)
2022年 国際芸術コンペティション アートオリンピア 金賞受賞 (静岡県)
2022年 瀬戸内国際芸術祭2022 本島安田邸、丸亀市市民交流センターマルタス(香川県)
2022年 亀山トリエンナーレ  (三重県)
2019年 第22回 岡本太郎 現代芸術賞展 観客投票3位 (川崎市岡本太郎美術館/神奈川県)
2019年 あいちトリエンナーレ関連企画 情の深みと浅さ  ( ヤマザキマザック美術館/愛知県)
2017年 亀山トリエンナーレ  (三重県)
1976年 愛知県生まれ

アーティスト情報を見る

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最終更新日
2024.11.11
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