Passing, Falling #29
制作年: 2026
素材・技法: 油彩, アクリル, 砂絵, スプレー塗料, キャンバス
サイズ: 91 × 91 × 2 cm
エディション: 1点物、ユニーク
サイン:あり

About the Work
- 制作年
- 2026
- 素材・技法
- 油彩, アクリル, 砂絵, スプレー塗料, キャンバス
- サイズ
- 91 × 91 × 2 cm
- エディション
- 1点物、ユニーク
- サイン
- あり
- 額装
- なし
- 作品証明書
- 未設定
- 作品の販売元
- Blackbird Gallery
- 発送元地域
- 愛知県
- 発送までの日数
- 2週間ほど
- カテゴリー
- 絵画
Work Details
Series “An echo”
アーティストステートメント
私は、人間の記憶や知覚のプロセスを主題に制作を行っています。私たちが見ている世界は、現実そのものではなく、経験や感情、時間の経過によって絶えず編集され、再構築された像です。記憶は保存されるものではなく、思い出すたびに新たな意味を帯びながら形を変えていきます。
私は、その曖昧で流動的な営みを、色彩や質感、素材が持つ時間性を通して抽象的に表現しています。
自然が刻む時間の痕跡や、素材が内包する変化のプロセスを取り入れることで、目には見えない記憶や感覚、人間の内側に積み重なる時間を可視化することを試みています。
デジタル技術やAIによって情報が正確に記録・再現される現代において、私がフォーカスするのはその対極にある、人間だけが持つ曖昧さや揺らぎ、不完全さです。
絵画によって抽象的に落とし込まれた図像による心理現象パレイドリアや、色彩や質感を通して立ち上がる記憶の断片など作品を通して、人が何を記憶し、何を失い、それでもなお心の中に残り続けるものは何なのか。
その問いを静かに見つめ続け、「シンプルで純粋な人間性への回帰」を探求しています。
本展では、名古屋初となる4つのシリーズを一堂に展開します。それぞれのシリーズが持つ時間と余白、記憶のあり方など、完成した瞬間ではなく、まだ形になっていない、移ろい続けている余白そのものを可視化する試みです。
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Artist
1989年 愛知県出身。画家である父の影響のもと、幼少期より絵画に親しむ。 武蔵野美術大学大学院 造形研究科デザイン専攻 空間演出デザインコース修了。 記憶の循環をテーマに、脳に残る「非在の存在」を時間風景に内包される共存と調和、記憶という存在が持つ色や形、温度、そして時間に焦点を当て制作。 エピソード(具象)が消えているからこそ、その「不在」によって逆説的に 強調される「感覚の骨組み」を描く。デンマーク、アブダビなど 海外アートフェアへの出展を重ね、2026年には、香港での個展開催を行う。 時間風景に内包される共存と調和 記憶という存在が持つ色や形、温度、そして時間に焦点を当て、さまざまなものが共存する風景を抽象化し、コンポジションとして表現する。多様化する現代において、共存のあり方を色彩と質感の関係性に置き換えて探求し、調和のとれた理想的な世界観を模索している。 非具象でありながら、鑑賞者の内面において感覚や記憶と接続されることで象徴物として浮かび上がる「象徴的抽象」の概念に基づき、筆致が呼び起こす感覚の残像や、時間が持つ物理的な厚みをもった画面構成によって、見る者の内奥に潜む曖昧な感情や感覚に静かに問いかける。
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