犬張り子 Occupied Japan
制作年: 2012
素材・技法: その他
サイズ: H1220 W1170 D560mm
エディション: 1点物、ユニーク
サイン:未設定

About the Work
- 制作年
- 2012
- 素材・技法
- その他
- サイズ
- H1220 W1170 D560mm
- エディション
- 1点物、ユニーク
- サイン
- 未設定
- クレジット
- © Akira Yoshida / Courtesy of YUKARI ART
- 額装
- なし
- 作品証明書
- 未設定
- カテゴリー
- 彫刻
- スタイル
- 動物
Work Details
犬張り子 犬であり張り子である。
アメリカに対する日本の姿勢を「主人に従順な犬」、現在の日本の姿を「中身のない張り子」と考え、伝統工芸品の犬張り子の形態を用いて作品化しました。日本の古典的な美しさをもつ、桜や折り鶴、御所車などの絵柄の中に、日本に投下された2発の原子爆弾と、福島第一原子力発電所の原子炉格納容器を図像化しエアブラシでペイントしています。
この作品の装飾文様は薩摩焼の影響をうけたものです。
祖母の墓が鹿児島にあり、薩摩焼とその薩摩焼の中でも第12代沈壽官という陶工を知りました。その装飾性に興味を持ち調べていく中で、明治6年(1873年)のウィーン万博をはじめ数々の万国博覧会に出品を重ね、高い評価を受け日本から欧米へ多くの作品が輸出されたという史実を知ました。日本の手わざが欧米で評価されたことや、逆輸入型の評価の形が日本の現代美術と似ていると感じました。
「世界的情勢を象徴する現代日本固有の事象」を「日本の文化的アイコンや、日本人的な職人的手わざ」を盛り込みつつ作品化することで、日本の状況を抽出し、現代性を獲得できるのではないか、そしてそれは日本以外でも理解されるのではないかと考えています。
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Artist
アーティスト
1976年、神奈川県生まれ。(読み:よしだあきら)2002年、多摩美術大学美術学部彫刻学科卒業。 主にFRP(ガラス繊維強化プラスチック)を素材とした立体にエアブラシで繊細なペイントを施した作品を制作。現代社会が抱える問題や矛盾を風刺的、かつ優美に表現する。彼の作品は一見親しみやすくポップで美しいが、そこにはいつも観る者をドキリとさせるようなアイロニーが込められている。作品のビジュアルと描かれているテーマの強烈なギャップが吉田作品の魅力だ。職人並みの細かい手仕事を得意とし、特に作品表面に施すエアブラシによるペイントはプリントと見紛うほど精巧。香港最大の鉄道会社「MTR」の City One(第一城)駅に作品が常設展示されている他、日本一の宝くじ売り場、西銀座チャンスセンターの招き猫「宝猫」の制作など公共アートの分野でも活躍している。
アーティスト情報を見る





























この作品は祖母の墓のある鹿児島で歴代続く薩摩焼の陶工、第12代沈壽官の作品から大きな影響を受けた作品です。
その美しい装飾性や欧米へ多くの作品が輸出されたという史実に触れたことが制作の動機となりました。
私はFRP(ガラス繊維強化プラスチック)やアルミを素材として立体作品を制作し、自動車用のウレタン塗料を用いて彩色を行なっております。
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