「無題」
制作年: 2024
素材・技法: 金箔, 漆, 楠
サイズ: 【頭部】サイズ:H.35 W.20 D.20 cm【全身】サイズ:H.210 W.70 D.50
エディション: 1点物、ユニーク
サイン:未設定

About the Work
- 制作年
- 2024
- 素材・技法
- 金箔, 漆, 楠
- サイズ
- 【頭部】サイズ:H.35 W.20 D.20 cm【全身】サイズ:H.210 W.70 D.50
- エディション
- 1点物、ユニーク
- サイン
- 未設定
- 額装
- 未設定
- 作品証明書
- 未設定
- カテゴリー
- ミクストメディア
Work Details
ドラァグクイーンの姿を仏像の造形を取り入れながら彫刻する中で、彼達・彼女達の内包する"鬼"的な側面をみた。ここでいう鬼とは単に"悪者"という意味ではなく、異質で恐ろしい表層の中に人間じみたユーモアを含み、時に幸福を運んでくる"来訪神"や"稀人(まれびと)"のそれに近い。
そこで東北の来訪神や、郷土芸能、神楽等をフィールドリサーチし、Drag Queenとの共通性を探しながら作品を制作した。
本作は実際に身につけてパフォーマンスを行うことを目的としている。頭部を中心に、衣装や持具を更新していく。同時地域の伝統芸能やその演じ手の人々との交流を通じて、どのようなパフォーマンスを行うのかを考えていく。
参考にした伝統芸能や郷土芸能のように、さまざまな地域や世代の人々と共に築き上げていく作品にしていきたい。
(参考とした芸能)
男鹿のナマハゲ、北上の鬼剣舞、鹿踊り(太鼓踊り)、早池峰神楽 等
↑【頭部】 サイズ:H.35 W.20 D.20 cm
素材 :楠、漆、金箔、馬毛
↓【全身】 サイズ:H.210 W.70 D.50
素材 :麻布、巫女袴
本作は実際に着用し、パフォーマンスに使用できるものとして制作した。頭部を頭に乗せ、衣装部分を羽織ることで着用できる。頭部には実際の伝統芸能でも使用される素材(木、漆、金箔、馬毛)を使用。顔の造形は神楽面や鬼の面を参考に制作した。
男鹿のナマハゲ(来訪神)をはじめ、日本には古来より異界からやってくる異形の者が多数存在する。その多くは荒々しい見た目や振る舞いながら、よくないモノを払ったり、幸福をもたらしたりする。その存在とDrag Queenに共通性を感じ、東北に古くからいたDrag Queenのような存在として本作を制作した。
本作は東北で生まれ育った作者自身の”Drag”のような姿なのかもしれない。
東北を中心に伝統芸能や郷土芸能をフィールドリサーチしている。(↑スケッチ)
造形や構造、舞や行事の内容だけでなく、その土地の風土や人々との関係性を学びたいと思っている。
【写真】
グループ展会場より
『ART GARDEN winter 2024』
会場:盛岡市中央公民館
会期:2025.3
Artist
アーティスト
1993年岩手県生まれ。東北芸術工科大学 芸術文化専攻彫刻領域 修士。近年はドラァグクイーンをモチーフに、出身地である東北の民俗学や伝統芸能を取材・参照してイメージを再構築した木彫と木版画を制作している。相反する美や矛盾をかかえ持つ人間の姿を描く。
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本作は”頭部”を中心に、衣装や持具を更新しつつ、パフォーマンスに使用してまいります。ご支援いただいた資金は、製作費だけでなく、東北の伝統芸能や郷土芸能などのフィールドワークおよび協力のために活用させていただきます。ご支援の程よろしくお願い申し上げます。