ReBORN Exhibition - Returns to the soil × NY compost
制作年: 2019
素材・技法: その他
サイズ: W4000 × H3000 × L6000
エディション: 1点物、ユニーク
サイン:あり

About the Work
- 制作年
- 2019
- 素材・技法
- その他
- サイズ
- W4000 × H3000 × L6000
- エディション
- 1点物、ユニーク
- サイン
- あり
- クレジット
- 額装
- なし
- 作品証明書
- 未設定
- カテゴリー
- インスタレーション
- スタイル
- 日本画・和
Work Details
ReBORN Exhibition - Returns to the soil × NY compost について
旭化成株式会(Material:ECORISE)の新しい素材を使い、technology × ARTとして、「錆」を主軸に「環境」そして「持続可能」をテーマに新たな価値を創造する展示、
「ReBORN -Regeneration Beyond Our Rust Notion-」を開催いたしました。
ReBORN -Regeneration Beyond Our Rust Notion- とは?
わたしたちは、自然から大きな恵み、恩恵を受け、文明を発達させてきました。
生きとし生けるもの、その全ての物質はやがて酸化現象を伴い、細胞は分解され、朽ち、別の物質へと返還されていきます。
錆ていく現象は、まさに新しく生まれ変わろうとする変態現象、新たな価値を見出すことでもあります。
昨今の環境問題を見つめるなか、人間と非人間との関わりとは、共存とは、責任とは何かを、わたしたちはその課題と向き合って行かなくてはなりません。
その問いかけとして、今回の展示では「錆びることによって美しく生まれ変わる」を柱として展示させていただきました。
展示movie / https://youtu.be/eBDFCqbJudY
展示作品の1つとして、原来アーティストとして表現していた錆びていく紙(錆和紙)による大きなインスタレーション作品を、現地との繋がりを表現するために、ニューヨークコンポストを取り入れて展示をいたしました。
取り付けには現地のスタッフの方にも手伝っていただき、かなりタイトなスケジュールの中ではありましたがなんとかオープニングを迎えることができました。
本当に、感謝しかありません。
10月10日のオープニングには著名なデザイナーや芸術家を始め、多くの来場者で賑わいました。
めまぐるしい日々でしたが、旭化成の皆様、FICTIONギャラリー、sensingnet 、またヴィジュアルアーティストのUSK Fujikawa氏のおかげで大盛況となりました。
今後も、国内外で展示を開催できるよう動いてまいりたいと思います。
応援のほどよろしくお願いいたします。
「ReBORN -Regeneration Beyond Our Rust Notion-」
Asahi Kasei Corp. will collaborate with “Sabi Washi” (rust paper) creator Sakuho Ito in holding “ReBORN”, an art exhibition that expresses biodegradable non-woven fabric which is made mainly from ECORISE(polylactic acid) as a decaying beauty.
Exhibition/ReBORN
FICTION/525 West 26th Street, 1st Floor, New York, NY, 10001
https://www.fiction-space.com/reborn
・Presented by Asahi Kasei Corp.
・Produced by sensing net inc.
・Photo by @naokomaeda
Artist
Artist / 芸術家 / 錆和紙作家
伊藤咲穂(1989年島根県生まれ)は、山梨を拠点に活動するアーティスト。和紙による大規模な絵画制作や神社への奉納を通じて、自然と人との関わり、そして“礼拝としての芸術”の本質を探求している。
武蔵野美術大学でテキスタイルを学び、島根の石州和紙工房で修行し、“錆和紙”を発明。その後、金属・土・砂鉄・岩絵具・水干絵具を和紙に漉き込む独自の技法を確立。近年には日本画の伝統的な色彩や思想に着想を得て、独自の抽象絵画として展開している。
彼女の作品の根底には、“梵我一如”に通じる古神道的世界観——すなわち、人は自然と分かちがたく結ばれ、その恵みの上に生きているという思想がある。彼女にとって、その“人と自然を結ぶ象徴の姿”が神社である。
その土地の自然から素材を“お借りして”作品を制作し、芸術という人間的行為を通じて、その地の神=自然へと“お返しする”。この循環的行為は、自然の完全性と人間の意識的行為とのあいだに生まれる“礼拝のかたち”であり、創造とは、自然への感謝を人間の手で可視化する営みだと捉えている。
彼女にとって“水”は、生命を育み、風土を形成してきた貴重なものであり、感謝や畏れが信仰心と結びついた象徴的存在である。
伊藤は、そうした人と水との関係性を受け継ぎ、絵画の制作においても、水を単なる素材ではなく、和紙や岩絵具と並ぶ重要なマテリアルとして扱っている。制作の最終工程では、“落水”と呼ばれる和紙の伝統技法を用い、水を作品の上に撒くことで、風土と身体の交感を痕跡として刻む。
伊藤の活動は、神道美術における“見えないもの”を描こうとする精神の現代的継承である。神道では、神は姿を持たず、影や自然の現象を通じて顕れるとされる。伊藤はこの思想を抽象絵画として再解釈し、西洋美術における抽象表現主義と対話させながら、日本的霊性を現代の造形言語へと昇華させている。
人間は自然の一部でありながら、自然を敬い、感謝し、返礼し得る存在である。その意識の循環を芸術という形に結晶させること。それが、伊藤咲穂の芸術であり、神道の精神と現代美術の接点である。
2023年に出雲大社へ《命の礼拝》を奉納。2024年にはホテルJANU TOKYOに《青の礼拝》シリーズが常設展示されるなど、国内外で活動の幅を広げている。















この作品は、2019年の秋に行われた、わたくしの初めてのNYチェルシーでの個展の際に展示した作品です。「土」「循環」「持続可能」「ナチュラルデザイン」として表現するために、NYcompostを使用した展示です。詳細は作品紹介欄に記載しますが、企業様とのコラボレーションとして行ったものです。今後も様々な分野の方、企業様とARTというフィールドを通じて関わっていきたいと思っております。
ですので、頂いた資金は展示の活動資金に惜しみなく使わせていただきたいと思います。サポートのほどよろしくお願いいたします。