散華
制作年: 2024
素材・技法: ミクストメディア
サイズ: 116 × 91 cm
エディション: 1点物、ユニーク
サイン:あり

About the Work
- 制作年
- 2024
- 素材・技法
- ミクストメディア
- サイズ
- 116 × 91 cm
- エディション
- 1点物、ユニーク
- サイン
- あり
- 額装
- 相談可
- 作品証明書
- あり
- 作品の販売元
- 簡維宏
- 発送元地域
- 京都府
- 発送までの日数
- 未設定
- カテゴリー
- 絵画
Work Details
台湾では、どの宗教でも死後に様々な儀式を行う。民間では故人が生後7日に虫の姿になって帰ってくるという言い伝えがある。 そのため、葬儀の最中に昆虫が目撃されても、故人の化身だと信じられて殺さないことが多い。そして、 葬儀の際、親族や友人は故人の衣服や大量の紙幣、紙で作られた家や日用品を燃やし、故人があの世で平和で豊かな生活を送れるようにと願う。道教の家系に生まれた私は、幼少の頃から道教の葬儀に数多く参列してきた。 故人のために物を燃やし、その炎の周りに昆虫が羽を広げているのを見て、私は速水御舟《炎舞》を連想した。繊細で絶妙な色彩で、暗い空間の中で火花と飛ぶ蛾が描かれている。 《散華》は速水御舟作《炎舞》と自身の台湾での葬儀を参列経験からインスピレーションを得て、制作した物である。萎れていく向日葵は死亡を象徴し、下でひらひらと舞う蝶や蛾は、葬儀に帰ってくる故人の魂を象徴している。また、遠景には、死者のために燃やされた紙幣の模様がうっすらと描かれている。私は台湾の宗教的な葬儀における故人への思念と祝福を、朦朧な雰囲気を通して表現したい。
純金泥を使ってぼかしを施した花びら
「第35回美浜美術展」に福井県知事賞を頂きました。
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Artist
日本画家
簡維宏(カン・イコウ)は、1993年に台湾で生まれ、2025年に京都芸術大学で博士号(芸術)を取得しました。現在はアーティストビザにて日本を拠点に創作活動を行っています。 簡の作品は自然を主な題材とし、生命のしなやかさと儚い美しさを描き出しています。季節の移ろいの中にある植物の姿を繊細な筆致で捉え、刹那の瞬間を映し出すことで、存在の本質や時間の流れを問いかけます。画面には透明感のある質感が幾重にも重ねられ、静謐で奥行きのある詩的空間を生み出しています。 制作においては麻布を基底に、世界で最も薄い紙とされる日本特有の「典具帖紙(てんぐちょうし)」を用い、独自の日本画技法を展開。典具帖紙を幾層にも重ね、岩絵具を繰り返し塗り重ねることで、朧げで深みのある空間を創出し、この素材が持つ現代絵画における表現の可能性を探求し続けています
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明年在台灣的台中(六月)及日本的銀座(四月)各有一場個展,請多多支持!