半年間かけて制作した新作がようやく公開になりました。作品ページにコンセプトや制作の背景を書いていますので、ぜひご覧ください。感想も募集しています!
簡維宏

日本画家
日本画家
簡維宏(カン・イコウ)は、1993年台湾生まれ。2025年に京都芸術大学大学院で博士(芸術)を取得。2025年から2026年初頭まで日本を拠点に創作活動を行い、現在は台湾を拠点に活動している。国立台中教育大学美術学系兼任助理教授。
簡の作品は自然を主な題材とし、生命のしなやかさと儚い美しさを描き出しています。季節の移ろいの中にある植物の姿を繊細な筆致で捉え、刹那の瞬間を映し出すことで、存在の本質や時間の流れを問いかけます。画面には透明感のある質感が幾重にも重ねられ、静謐で奥行きのある詩的空間を生み出しています。
制作においては麻布を基底に、世界で最も薄い紙とされる日本特有の「典具帖紙(てんぐちょうし)」を用い、独自の日本画技法を展開。典具帖紙を幾層にも重ね、岩絵具を繰り返し塗り重ねることで、朧げで深みのある空間を創出し、この素材が持つ現代絵画における表現の可能性を探求し続けています