Images about Loaves (St. Honoré)
制作年: 2025
素材・技法: キャンバス, 油彩
サイズ: 116.7 × 91 × 3 cm
エディション: 1点物、ユニーク
サイン:あり













About the Work
- 制作年
- 2025
- 素材・技法
- キャンバス, 油彩
- サイズ
- 116.7 × 91 × 3 cm
- エディション
- 1点物、ユニーク
- サイン
- あり
- 額装
- なし
- 作品証明書
- あり
- カテゴリー
- 絵画
Work Details
サイズ:H116.7 × W91 × D3 cm (F50)
素材:キャンバスに油彩
制作年:2025
エディション:1点もの (ユニーク)
作品証明書:︎⚪︎
サイン:︎⚪︎
■作品詳細
タイトルは日本語訳で「ローブについてのイメージたち(聖オノレ)」。ローブには複数のパンの塊、頭脳、怠けるという意味がある。
画面中央には、1873年にパリのサン=ロック教会の入口に据えられた聖オノレの彫刻がプロジェクターで投影されている。パン職人の守護聖人というだけあり、手にはパンと小麦を持つ。画面右上部には生地をこねている図が浮かび、右下には1491年出版のラテン語の自然史百科事典『Hortus Sanitatis』のパン作りの図が切り出されて貼付されている。画面左上にはフェルメール《牛乳を注ぐ女》(1657〜58年)の机上にあるパン部分が看板状にぶら下がっている。左下には《Bread, Fire, Cooking》に登場する《パンを持つオーブンのそばの女性像》をかたどった針金細工が置かれており、手元のパンの部分には油のような接着剤が付着している。画面左下より当たったプロジェクターの光が針金に当たり、影が聖オノレ像に向かって迫るように重なりながら伸びている。
熊倉涼子の制作は、まずテーマを設定するところから始まる。次にウェブ検索や書籍の情報の中からテーマに沿うピースをかき集め、iPadなどデジタル上において、作業台のような場を設定し、ピースを配置、構図などを検討する。その後「モチーフを作る」と本人が語るように、現実空間上に作業台を再現し、針金を折り曲げ、画像をプリントアウトし、切って接着し配置する作業を行う。内容や構成が固まったら、そのモチーフを撮影したものを見ながら模写をして絵画形式で出力していく。
作品内に登場する要素の多くは、ウェブ上や書籍上で見つけられた画像で、つまるところ本物がどこかにある状態で流布する複製化された情報である。これらの情報は自らのオリジナルにまつわる物語や背景を語り続けるが、自身が複製であることについては言及しない。しかし、熊倉の作品においては複製らしさを強調し、疑問を投げかける仕掛けがモチーフ作りの過程で施されている点に着目すべきである。
本物と複製の関係性という意味では、展示会場のGallery & Bakery 東京8分にはパン屋とカフェスペースが併設されているため、人々はパンの香りや味とともに作品を見ることになる。本物を噛み締めながら、パンと人間の関係性と歴史に思いを馳せる体験は、この場所ならではの仕掛けと言えるかもしれない。
作品裏にサイン・制作年の記載あり
■展覧会情報
熊倉涼子・山﨑愛彦 二人展「Links, Embed Images」
会期
2025年5月31日(土) - 2025年7月1日(火)
会場
Gallery & Bakery Tokyo8分
住所
〒104-0031
東京都中央区京橋1-7-1 TODA BUILDING 1F
営業時間
08:00〜19:00
休み
会期中無休
観覧料
無料
アクセス
東京メトロ銀座線「京橋駅」6番出口 徒歩3分
東京メトロ銀座線「日本橋駅」B1出口 徒歩5分
JR各線「東京駅」八重洲中央口 徒歩8分
Exhibition Information
- 過去の展示
- 熊倉涼子・山﨑愛彦 二人展「Links, Embed Images」2025.05.31 - 07.01



























2025年5月31日(土)〜7月1日(火)までGallery & Bakery Tokyo 8分で開催する熊倉涼子・山﨑愛彦 二人展「Links, Embed Images」出展作品です。