八紘一宴図屏風
制作年: 2023
素材・技法: 墨, 金箔, 顔料
サイズ: 230 × 350 × 3 cm
エディション: 1点物、ユニーク
サイン:あり



About the Work
- 制作年
- 2023
- 素材・技法
- 墨, 金箔, 顔料
- サイズ
- 230 × 350 × 3 cm
- エディション
- 1点物、ユニーク
- サイン
- あり
- 額装
- 未設定
- 作品証明書
- 未設定
- 作品の販売元
- 丹羽優太
- 発送元地域
- 京都府
- 発送までの日数
- 未設定
- カテゴリー
- 絵画
- スタイル
- 日本画・和, 動物, 社会・政治・歴史
Work Details
墨、金泥、金箔
2021年に発生した熱海市伊豆山土石流災害の後に、ホテルニューアカオで開催された「ACAO OPEN RESIDENCE #5」では、そのホテルの宴会場に八岐大蛇(ヤマタノオロチ)を描いた六曲一隻の金屏風「大蛇宴会図屏風」を発表した。
屏風の中では八岐大蛇が酒を飲み熱海の海や山の幸を食べ、温泉に浸かっている。日本最古の災害をもとに描かれた物語に登場する八岐大蛇を、もう一度宴会でもてなすことで、この土砂災害の被害がこれ以上広がらず、早く傷が癒えることを願い制作した。
その2年後、金箔地に墨で描いた「大蛇宴会図屏風」とは対照的に、この屏風の対となる作品の制作を墨地に金泥を用いて取り組んだ。
モチーフは八岐大蛇を倒したとされる素戔嗚尊(スサノオノミコト)。
戦車に乗った素戔嗚尊を中心にお面を着け表情の分からない者達が、ぞろぞろと行進していく。彼らは伝承の通り、八岐大蛇を退治しに向かっているのか。
それとも、酒や食材を手に抱えている様子を見ると、ただ宴会をしたいだけなのか。
作品は六曲一双となり、タイトルは「八紘一宴図屏風」とした。一双揃ったことでこの時代の空気感を象徴するような作品を残せたような気がする。
推薦文
炎暑の市内を避け、雲畑岩屋橋行きのバスに乗ってアマゴ釣りに行くのが僕の学生時代の楽しみだった。オオサンショウウオの棲む沢があちこちにあり、それが天然記念物であることも知らずに時折その頭を撫でていた。その姿には愛嬌こそあれ決して畏怖を感じることは無かったが、初めて丹羽の圧倒的なスケールの卒業作品に描かれたその姿を見た刹那、純粋に墨を捩じ伏せる驚くべき重力を感じた。その後は韋駄天の如くうねうねと蠢く墨の力を持って矢継ぎ早に洛中の襖に次々と飛びうつり、本展の直後には東福寺の光明院に顕現する。曾我蕭白はこう言ったそうだ「画が欲しいなら自分に頼み、絵図が欲しいなら円山主水(応挙)が良いだろう」と・・・。
(椿昇)
Exhibition Information
- 過去の展示
- ARTISTS' FAIR KYOTO 20252025.02.28 - 03.02
How to Buy
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Artist
画家
1993年神奈川県生まれ。京都造形藝術大学大学院ペインティング領域修了。北京留学後、京都を中心に活動中。2021年より屋台研究家の下寺孝典とのユニット「親指姫」としても活動中。
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様々な伝承、神話、民話をもとにしながら災害や疫病など人間が太刀打ちできなお大きな力を、鯰や大山椒魚など身近にいる黒く大きな生き物に見立て制作を行う。今回は八岐大蛇と素戔嗚の戦いをもとに災害、戦争をテーマにしたシリーズを展開する。
Drawing inspiration from various traditions, myths, and folklore, I create work that explores overwhelming forces beyond human control, such as disasters and epidemics, by representing them as large, dark creatures like catfish and giant salamanders—creatures that are powerful yet not too difficult to find in our surroundings. In this series, I focus on the themes of disaster and war, inspired by the legendary battle between the eight-headed serpent Yamata no Orochi and the god Susanoo.