桜富士
制作年: 2017
素材・技法: テンペラ, パネル, 箔, 金箔
サイズ: 直径30cm
エディション: 1点物、ユニーク
サイン:未設定

About the Work
- 制作年
- 2017
- 素材・技法
- テンペラ, パネル, 箔, 金箔
- サイズ
- 直径30cm
- エディション
- 1点物、ユニーク
- サイン
- 未設定
- 額装
- なし
- 作品証明書
- 未設定
- 作品の販売元
- 匂坂 祐子 Yuko Sagisaka
- 発送元地域
- 未設定
- 発送までの日数
- 未設定
- カテゴリー
- 絵画
- スタイル
- 日本画・和
Work Details
質問1. 外出自粛中は制作活動を行っていますか?
はい。自粛中は、ワークショップやライブペインティングも中止になったため、制作に専念しました。上海個展とニューヨーク選抜展の為の下地作りと制作、新作構想、コロナウィルスが早く収まることを祈って「リュミエール(光)シリーズ」、紙に卵黄テンペラを使用した新しい技法で「祈りの少女シリーズ」を制作していました。
質問2. 家にいる楽しみは何ですか?(何をやっていますか?)
家にいることが好きなのでどの瞬間も楽しいですが、猫と遊ぶ時、音楽を聴きながら絵を描いている時間、集中して制作に没頭できている時がとても楽しいです。最近はまっているのは、酵素がたっぷりとれる低速にんじんリンゴジュースを毎朝作り、残ったにんじんの絞りかすでパンケーキを焼いたり、レシピを考案することです。
質問3. この作品を制作した意図・背景を教えてください
富士市から20年以上離れた後、病気療養のために地元に戻り毎日富士山を見ていると、雄大な景色の中に生きる希望や勇気、どんな時も変わらず受け入れてくれる広い心に癒され、大好きな桜色に染まる赤富士山を描きたいと思いました。
場所は富士山と桜と菜の花が見れる潤井川の龍厳淵です。
愛用の画材をご紹介いたします。
黄金背景テンペラ技法で使用するのは、卵黄テンペラとホルベインやクサカベの顔料、日本画の岩絵の具、油彩テンペラ混合技法で使用するのは、全卵テンペラと主にムッシーニの油彩絵の具です。
細部を描く筆は、ウィンザー&ニュートンのセブンシリーズを使用します。
箔は、純金箔四号とプラチナ(白金)箔を使用します。箔の下には赤ボーロ、箔を張る時は、箔盤と箔ナイフ、磨く時はメノウ棒を使います。
油彩テンペラで使用する画溶液は、ダンマル樹脂溶液とスタンドオイル、ベネシャンターペンタイン、テレピンをブレンドします。
卵メディウムは、「黄金背景テンペラ技法」では卵黄に御酢、防腐剤、「油彩テンペラ混合技法」は、全卵、ダンマル樹脂溶液、スタンドオイルを使用します。
板を使用した支持体は、以前はボローニャ石膏、兎膠、胡粉などを混ぜた石膏を何層も重ねていましたが、最近はアブソルバンも使用します。
紙に卵黄テンペラ画を制作するときは、ワトソン紙、ニューブレダン、マーメイド等を使用します。
羊皮紙や板に銀筆なども使用します。
支持体作り。石膏を塗った後は、やすりで研磨します。
金箔貼る部分に赤ボーロ、プラチナ箔を貼る部分に墨を混ぜた赤ボーロを4層塗り、メノウ棒で磨きます。
金箔貼り。
金箔とプラチナ箔を貼り磨いたら、卵黄テンペラと顔料を混ぜた絵の具を重ねていきます。
「桜富士」完成
水性の全卵テンペラメディウムと顔料チタニウムホワイトを混ぜた絵の具で描き起こしてから、油性の油彩絵の具で色を重ねていきます。
明るい部分は、全卵テンペラメディウムで重ねていきます。
細部は、腕鎮 (ワンチン)を使用しながら指を固定して描いていきます。
能「羽衣」より完成
Exhibition Information
- 過去の展示
- 企画展「STAY HOME, YOUR HOME」2020.05.22 - 06.21
How to Buy
この作品は購入が可能です。
¥360,000
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Artist
テンペラ画家
1961年、静岡県富士市に生まれる。 中世末期からルネサンス期の古典技法である「黄金背景テンペラ古典技法」と、北方ルネサンス期に用いられた「油彩・テンペラ混合技法」を用いて、「無条件の愛」をテーマに制作。 東海大学短期大学部生活芸術コース卒業。Heatherley School of Fine Art (ロンドン)肖像画コース受講。 作品出展国:ニューヨーク、パリ、上海、イタリア、オーストリア、フランス、ドイツ、オーストラリア、エディンバラ他、世界24カ国42都市以上。 2007年ローマ法王ベネディクト16世作品献上。所蔵作品:モナコ王室、エディンバラ領事館、エビアン市長舎他 受賞:アートの競演/ゴールド賞、日中友好芸術国際絵画藝術展/優秀賞他。ルクセンブルクアートプライズにて、優れた芸術家に授与される芸術功労証書を2020年から2023年4年連続受賞。 2020年、コロナ禍においてアートによる癒しをモチーフにした神話・神仏シリーズに着手。世界に希望の光を絶やさないための作品制作を続けている。 2021年、「世界はすべて愛でつながっている」をテーマにした絵本『プレゼンス』を出版。 現在、世界各国で作品発表を続ける一方、地元静岡で英語教師の姉と英語とアートを融合させた創作ミュージカル、英語絵本&アートクラフト、ライブペィンティング、テンペラ画ワークショップ等を開催し、子どもたちの創造性を育む活動や地域にアートで貢献する事業に取り組んでいる。 匂坂祐子は、幼少の頃、ラファエロの聖母子像に深い感銘を受け画家になることを志す。 彼女がテーマとするのは「無条件の愛」。二十代で両親の死、その後、交通事故と病気で二度の臨死を体験を経て、人生のはかなさ、生命のもろさ、無常観の中で、”全てはつながっている”ワンネス、一瞥体験を経験する。死は終わりでない、”全てはひとつのものからできている”ことを体感し、アートによる心の癒し、世界に愛の光を灯しづつけるために制作を続けている。 希求する世界感を表現するために、日本画、油彩、アクリル画など様々な画法を用いて制作後、偶然出会った板に描くテンペラ画の質感に稲妻に打たれたように魅了される。 その後、卵黄テンペラ、金箔を使用した「黄金背景テンペラ古典技法」と、全卵テンペラ絵具と油彩絵の具を併用した「油彩・テンペラ混合技法」の二つの古典技法を習得し、現在は、板を支持体に金箔・プラチナ箔、和紙や螺鈿を併用した独自のテンペラ画で制作。 モチーフは、天使や聖書、猫を題材にした作品を多く制作していたが、2020年コロナ禍において病気平癒を祈り、日本の疫病封じの妖怪「アマビエ」や祈りの少女シリーズを描いたことをきっかけに、日本の神話や神仏画に着手。以後、弥勒菩薩、阿修羅、月下水月観音、釈迦三尊像他の仏像シリーズから、弁財天、アマテラズ、月読の尊、瀬織津姫、地元富士山の女神である木花咲夜姫他の神話シリーズなど日本の美と癒しを日本国内から世界に発信を続けている。
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作品をご覧いただきありがとうございます。ご支援いただきました資金は、今後のテンペラ画制作費用と新作絵本を世界中の子ども達に贈る資金に使わせていただきます。どうぞ宜しくお願いいたします。