見えざる手
制作年: 2021
素材・技法: 岩絵具, 墨, 紙, パネル
サイズ: 18.5 × 15.8 cm
エディション: 1点物、ユニーク
サイン:未設定

About the Work
- 制作年
- 2021
- 素材・技法
- 岩絵具, 墨, 紙, パネル
- サイズ
- 18.5 × 15.8 cm
- エディション
- 1点物、ユニーク
- サイン
- 未設定
- クレジット
- ©Moeko Machida
- 額装
- なし
- 作品証明書
- 未設定
- カテゴリー
- 絵画
- スタイル
- 静物
Work Details
私は昨年、近所の公園での毎朝の散歩から、ちょっとした緑地の奥に潜む“見えない力”の発見と観察を始めました。それは地上の生命体といつも寄り添っていると思われる存在で、私はその存在を「黒い人たち」と呼んで、1年を通してデジタルペイントドローイング(https://www.moekomachida.com/moekodrawingpreview)に記すことで観察し続けました。
「黒い人たち」は大自然に恵まれた場所に行かずとも、都会の住宅街のちょっとした公園や街路樹の周辺でも、その存在を確認することができました。
以前は遠出によるリサーチも多かったですが、昨年はコロナ禍でそれも叶わず、奇しくも近所に居る彼らを、季節を通してじっくり観察する時間に恵まれました。
都会暮らしを好んでも尚、ちょっとした街路樹や木漏れ日を美しいと思うのは、その裏側で「黒い人たち」の力が働いており、その景色に生命を吹き込んでいるからなのかもしれないとも思いました。
この「黒い人たち」は、季節や気候によってその姿形を大きく変化させ、様々な在り方をするということが観察によって分かってきました。
9月以降の暑さが少し和らぐ季節には、木の枝を伝って、地上にいる生命体の元へ、その黒い手を差し伸べるように、我々をすくい上げるように、包み込むような存在になっていくようです。それは光のようであり、湿度であり、温度であり、生命の均衡を保つ支えです。まだ考察段階ですが、彼らが一番私たちの身近に来るのがこの季節かもしれません。それらが生命を包み込む手のようであることから、“見えざる手”と名付けるに至りました。
本作は、生命体と常に付かず離れずな距離感で関係し続ける、秋〜冬の彼らの姿を表象した“見えざる手”のシリーズの一つです。
11月に東京で絵画作品の個展を行います。
緊急事態宣言明けましたが、みなさまくれぐれもご無理のないようよろしくお願い申し上げます🙏
※今回、初日にオープニングパーティーなどは行いません。ご了承くださいませ。
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町田 藻映子 個展
寡 黙 な シ グ ナ ル
Moeko Machida Solo Exhibition
展覧会コンセプトはこちら👇
https://note.com/moeko_machida/n/ned9d751df7ef
会場:GALLERY b. Tokyo
(東京都中央区京橋3-5-4第1吉井ビルB1)
http://www.gallery-b-tokyo.com
期間:2021. 11. 1 (mon.) - 11. 6 (sat.) 日曜休廊
時間:11:00 - 19:00 (※最終日は17:00まで)
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「人間とは何か、生命とは何か」を、鉱物を描くことで探求しています。なぜこんなにも石を描くことに固執するのか、自分でもかなり不思議に思った時期もありました。
アーティストステイトメントよりも少し詳しく、その経緯をNoteに記しまとめました。ぜひご覧ください。
●WEB
ArtSticker掲載以外の過去作品や展覧会などの活動情報を掲載しております。是非ご覧くださいませ。
作品の制作過程の様子はこちらで発信しております。フォローしていただけますと幸いです。
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Artist
Artist
京都市立芸術大学大学院絵画専攻修了。「生命とは何か」を主題に、主に鉱石とその周辺の世界を描く。更にその絵画がいかなる空間を作るのか、身体にどのような影響を与えるのかを、制作と展示を繰り返しながら、人間について思い巡らせ考察し、創作を続けている。 「生命とは何か」を主題に絵画制作を行っている。 更にその絵画がいかなる空間を作るのか、身体にどのような影響を与えるのかを、制作と展示を繰り返しながら考察し、創作を続けている。それは時に、人間という生命について考えを巡らせる作業でもある。 生命が在るということ、それによって影響を受け形成される空間の有り様を、身体感覚を用いて追求するため、一方でコンテンポラリーダンスと舞踏を学び、他ジャンルのアーティストとのコラボレーション等を行い、絵画創作と両立した活動を続けている。 絵画制作の主なモチーフは鉱物である。鉱物は無機物だが、結晶を増殖させ、圧力によって蓄熱する等、まるで生命体のようなバイタリティーを持っていると感じられることがある。また、鉱物は古くから人間の生活や信仰にも深く関わっており、その性質はあまりにも多様であり、それらを捉えきることは決して容易くはないと感じる。 そのような鉱物のバイタリティーを、身体感覚を通して画面上でとらえていくことは、自然世界における生命体の活動エネルギーと、私の身体が同調していくことのメタファーである。 2019年、7月に個展『名前を知らない死者を想う為』、11月に個展『生きる者たちを想う為』をそれぞれ東京・京都で開催。 名前を知らない死者を想えることは、人類にとってどの様な意味があるか。自分の身内でもなく、知人でもない人の墓や慰霊碑の前で、私たちは一体何に思い馳せるのか。或いは、特に何も思うことなど無いのか。また私にとって、何故その問いが重要なのか、必要なのか。等の問いについて考察。 近年では、それらの問いへの入り口を作るために、淡々として静かな死者の存在感と眼差しを、岩石を描くことで表したシリーズの創作を続けている。 AirtSticer掲載以外の作品や、展覧会等の活動情報はHPでご覧いただけます。 https://www.moekomachida.com/ Instagramでは制作過程の様子も掲載していますので、フォローしていただければ幸いです。 https://www.instagram.com/moeko_machida/
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材料費としてはもちろんのこと、様々な土地に足を運び取材をしたり、滞在制作などを行うことで、その後数年続くテーマを編み出してゆくことが多いため、そのアプローチの為の渡航費・滞在費などにも使わせていただきたく思います。また海外での展示やアートフェアの機会が巡ってきたときのために、少しずつでも貯金をしていきたいです。
また今後、家族が増えたり等、どんなライフステージにおいても制作を続けていけるよう、アトリエを家の外で構えられるようになりたいので、その為の資金にもあてたく思います。