Wonder ground
制作年: 2021
素材・技法: 岩絵具, 墨, 紙, パネル, 箔
サイズ: 91 × 88 cm
エディション: 1点物、ユニーク
サイン:未設定

About the Work
- 制作年
- 2021
- 素材・技法
- 岩絵具, 墨, 紙, パネル, 箔
- サイズ
- 91 × 88 cm
- エディション
- 1点物、ユニーク
- サイン
- 未設定
- クレジット
- ©Moeko Machida
- 額装
- なし
- 作品証明書
- あり
- カテゴリー
- 絵画
- スタイル
- 静物, 半抽象, 日本画・和, エモーショナル, 哲学・ヴァニタス, アジア, ミニマリズム
Work Details
本作品はコロナ以降の生活で生まれた“シグナルシリーズ”の作品の一つです。
コロナ以前、制作の起因になるものは、旅先で見聞きしてきたものたちがほとんどでした。「死者とは何か」に焦点を当て始めてからは特に、北へ南へと、それぞれの土地の霊場や墓地や慰霊碑などをよく見に行っていました。
また私にとって死者とは、「死んだ人」というよりも、自然の中に潜む精霊に近いもののように感じられることがあります。本作品はその断片を描いたものの一つです。
この作品に限ったことではないですが、私はこれらを、特に慰霊のために描いているわけではないと思われます。
死者を感じる場所とは何処もかしこも、ただとても美しく静かな場所でした。
「死者とは何か」ということの延長に、「名前を知らない死者」のことを考えるとはどういったことなのか。それを検証しようとしています。
思えばずっと、死者のようなもの達は、遠い地でコロナと日常に騒然としている私たちに、ただ淡々と静かに、何も言わないシグナル(眼差し)を送り続けていました。死者とは本来、ひたすらに沈黙している存在だからです。
私は今、都会の自宅から動けない状態下でも、思考の中で彼らの居る所に行って、こちらに寡黙なシグナルを送る彼らの姿を想像し続けました。
行きたい行きたいと思いながらも、会えない彼らを想像する日々は、意外にも豊かで楽しかったのかもしれません。描けば彼らの断片を感じられ、出会うことができるので、自分が絵を描く人間で良かったなと心底感じました。
彼らの姿をこうして描くことが、私から彼らへ向けて送るシグナルです。
2020年からは今まで遠くの地で見聞きしてきたもの達のことを、想い考えることの多い1年となり、それがデイリーワークのデジタルペイントドローイング(https://www.moekomachida.com/moekodrawingpreview)に反映されていきました。
2021年はそれらのドローイングを本画作品にしていく“シグナルシリーズ”を展開させる流れとなり、それはそのまま11月の個展のコンセプトとなります。
「人間とは何か、生命とは何か」を、鉱物を描くことで探求しています。なぜこんなにも石を描くことに固執するのか、自分でもかなり不思議に思った時期もありました。
アーティストステイトメントよりも少し詳しく、その経緯をNoteに記しまとめました。ぜひご覧ください。
●WEB
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Artist
Artist
京都市立芸術大学大学院絵画専攻修了。「生命とは何か」を主題に、主に鉱石とその周辺の世界を描く。更にその絵画がいかなる空間を作るのか、身体にどのような影響を与えるのかを、制作と展示を繰り返しながら、人間について思い巡らせ考察し、創作を続けている。







































材料費としてはもちろんのこと、様々な土地に足を運び取材をしたり、滞在制作などを行うことで、その後数年続くテーマを編み出してゆくことが多いため、そのアプローチの為の渡航費・滞在費などにも使わせていただきたく思います。また海外での展示やアートフェアの機会が巡ってきたときのために、少しずつでも貯金をしていきたいです。
また今後、家族が増えたり等、どんなライフステージにおいても制作を続けていけるよう、アトリエを家の外で構えられるようになりたいので、その為の資金にもあてたく思います。