Waterscape(水に杭 28) 

藤本英明
✔︎

藤本英明

画家

制作年: 2005

素材・技法: アクリル, パネル

サイズ: 122 × 185 × 4.7 cm

エディション: 1点物、ユニーク

サイン:あり

ArtSticker(アートスティッカー)
限定販売

この作品は購入が可能です。

¥792,000

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About the Work

制作年
2005
素材・技法
アクリル, パネル
サイズ
122 × 185 × 4.7 cm
エディション
1点物、ユニーク
サイン
あり
クレジット
©︎Hideaki Fujimoto
額装
なし
作品証明書
あり
作品の販売元
藤本英明
発送元地域
沖縄県
発送までの日数
2週間ほど
カテゴリー
絵画
スタイル
抽象, 半抽象, 日本画・和, エモーショナル, 幾何学, デジタル, ロマンティック, プリミティヴィズム, アジア, ミニマリズム

Work Details

Waterscape(水に杭 28)

「水に杭」シリーズは色面と杭だけのシンプルなスタイルなので、色使いや構図でいろんなバリエーションを楽しみながらチャレンジしていきました。

本作はダークグリーン基調の色調で、落ち着いた雰囲気が特徴です。

この色調は、「水に杭 17」で初めて用いた色使いとレイヤー構成で、私自身とても新鮮な感触があり展覧会でも好リアクションでした。

以降も「自分らしいパレット」の1つとして他作品でも用いることがあり、VOCA2006への出品にあたり、そのパレットを大きな作品でチャレンジしたくて制作しました。

制作の流れとしては、日本画の大下図のように、杭などモチーフの配置を主に記した原寸大の線画を、画面と別のトレーシングペーパーに作成します。そして塗り重ねる色のレイヤー構成をプランニングします。線的にも色面的にもプランがある程度決まったら、トレーシングペーパー上の線画をパネル上に転写し、本画制作に入ります。

使用パネルは表裏両面貼り。画面、側面、裏面と全面に地塗り。画面背景色と同色が側面にも塗り重ねられています。画面では、下塗りと木目を潰す削りによるプレパレーションの後、部分、ベタ合わせて20層以上、描写として塗りを重ねます。そして、水をかけながら耐水サンドペーパーでの研削を、完成画面が見つかるまで繰り返します。

作品裏面のスリットはパネル内通気ダクトですが、設置の際、ピン、フック類も引っ掛けられます。削り出しによる平滑なマチエールなので、作品をふきん等で拭き掃除することもできます。

アクリル絵具の積層と研削で、絵面を描き出していく技法とマチエール)は、非対象フリー絵画「Layers of Color」と変わらないので、本シリーズの作品においても、そのマチエールや発色感は一貫しています。

絵画の特性の一つ、「重層的なマジック」を活かして、支持体上に絵具によってしか存在し得ない光景を造る。

制作を志した頃からの私の欲求に沿ったやり方「レイヤリング」1999年に見つけました。

以降、この「レイヤリング」でペインティングの可能性を追求しています。

展示風景

2021年10月13日〜11月8日、D&DEPARTMENT OKINAWA by PLAZA 3 での個展。

画面奥正面が本作。

展覧会リリース:https://www.d-department.com/item/DD_EVENT_31287.html

VOCA2006出展リハーサルとしての作品設置(2005年11月)

※会場提供と設置協力:ギャラリーラファイエット(沖縄)、作者で撮影。

左:本作、右:「Thermoscape」 2005 215×160cm acrylic on plywood

この作品で表現したかったこと

移ろいと不変の対比で、時間そのものを絵画化する。

制作にかかった時間

4ヶ月。サイズも含めた物理的な労力が大きかったです。構図決めにも時間がかかりました。

制作場所(アトリエ)について

住居の一室を制作部屋にしていますが、作品を寝かせて作業したり、引きで画面を確認するのに苦労しました。でも、今となっては良い思い出です。

作品に込めた想い

作品は鑑賞者の感性を載せる乗り物のようなものです。色と形とマチエールの世界でお好きなトリップを楽しんでもらえれば幸いです。

音楽CDのアートワークに画像提供(2021年)

CD「浄夜 -リリース10周年特別版」(新良幸人×サトウユウ子)のアートワークに本作を含む藤本の作品画像を使用。

制作:D&DEPARTMENT

リリース情報:https://www.d-department.com/item/2018000400011.html

View in a Room

Waterscape(水に杭 28) 
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How to Buy

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Artist

藤本英明
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現象としての絵画。藤本英明は、アクリル絵具の積層と研削によって画面を生成する手法で、絵画の可能性を探究している。対象物のあるものから無いものまで画面スタイルにはバリエーションがあるが、すべての作品が共通の発色とマチエールを有している。兵庫県明石市に生まれた藤本は、乗り物やメカへの興味から「モノづくり」に憧れを抱き、地元の明石工業高等専門学校に進学して機械工学を学んだ。卒業研究のテーマは金属加工におけるNBC刃物の摩耗についてで、当時電子顕微鏡で見た金属の質感やイメージは、現在の制作にも影響を与え続けている。在学中にデザインやグラフィックアートへの関心を深め、進路を転じることを決意。千葉大学工学部工業意匠学科(現・デザイン工学科)へ編入し、デザイン全般を学んだ。卒業研究ではファインアート専攻の研究室に身を置き、絵画作品の制作に取り組んだ。大学卒業後はデザイン事務所勤務などの社会人経験を経て、あらためて画家になることを志す。武蔵野美術学園油画科に入学し、2年間かけて絵画制作の基礎を学び直し、1997年3月に修了。修了と同時に沖縄県那覇市へ移住し、以来この地を拠点に制作活動を続けている。もともと絵画が持つ重層性、唯一性、身体性に強く惹かれていた藤本は、1999年、アクリル絵具の積層とサンドペーパーによる研削で画面をつくる独自の手法にたどり着く。以降、画面のスタイルに変化を持たせながらも、絵画に潜む「重層的なマジック」を一貫して追求し続けている。近年は、ECプラットフォームやアートサブスクリプションなど、インターネットを通じた作品の発表・販売にも積極的に取り組んでいる。

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最終更新日
2023.09.07
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