






About the Work
- 制作年
- 2026
- 素材・技法
- Cプリント
- サイズ
- 36.5 × 25.4 cm
- エディション
- 1点物、ユニーク
- サイン
- あり
- 額装
- なし
- 作品証明書
- あり
- カテゴリー
- 絵画
Work Details
手元に残っていた紙片状の写真と期限切れフィルムを使い、複写を繰り返してこれらの作品を作りました。写っている花や鏡の意味の輪郭はぼやけ、かわりに中間地帯が写っているというのは言いすぎでしょうか。フィルムカメラの撮影と暗室でのプリントは、光や薬剤のコンディションを通じて、意図しないものたちと関わることができる手段でもあります。そもそも例えば、ひとすくいの水、小枝ひとつ、誰かの吐息、足音、その音階や響きなどによって、わたしたちはいとも簡単に変えられてしまう柔らかな存在です。そして、その変容のひとつひとつを、わたしたちのことを忘れないように、写真に抱いてもらおうと思っていることも確かです。今回は、努めてそのまま眠ってしまえるような状態で制作しました。特に暗室作業は長時間の瞑想であり、数秒の露光に蝕からあらわれる太陽を見出しました。要するにわたしも変えられたのだと思います。
Exhibition Information
- 開催中の展示
- 光の後始末〈ep.4〉by Sprout Curation2026.09.01 - 09.19
View in a Room
Artist
写真家
1980年鳥取県生まれ。2002年早稲田大学第二文学部卒業。写真を存在論のように捉えながら、写真を撮り、詩やテキストを書き、それらや石・砂・花・ガラスなどをもちいた制作をしている。それは作られていく写真/作品の価値を問う作業でもあると考えている。2008年と2013年にキヤノン写真新世紀佳作受賞。2013年にA-pressから作品集「石の娘」を出版。近年の発表に、2024年「Time zones」(グループ展/wavesproject/湯河原)、2023年「幽霊の道具」(グループ展/Sprout Curation/東京)2023年「花の妙」(滞在制作/BiteSite/釜山)、2022年「Parfüme・火・自分だけの部屋」(滞在制作/たけのま/横浜)、2022年「Parfüme」(個展/Cy/鎌倉)、2021年「Cancelled Order」(グループ展/Rathenau Hallen/ベルリン)、2019年「Matrix Session」(グループ展/KOMAGOME 1-14cas/東京)など。
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