初めて人間と出くわしたムカデⅡ
制作年: 2023
素材・技法: 紙, シルクスクリーン
サイズ: 39.7 × 30.8 × 2.4 cm
エディション: エディション有
サイン:あり










About the Work
- 制作年
- 2023
- 素材・技法
- 紙, シルクスクリーン
- サイズ
- 39.7 × 30.8 × 2.4 cm
- エディション
- エディション有
- サイン
- あり
- 販売に関して
販売に関しての注意事項
作品の健全な取引によってアーティストの価値を守るために、以下の内容につきご理解・ご協力くださいますようお願いいたします。下記の注意事項をすべてご理解いただき、ご同意いただける方のみエントリーをお願いいたします。
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【ご購入・お届けについて】
・当選された後、作品購入のキャンセルはお受けできません。また、当選権利の譲渡、換金はできません。
・作品送料は、お客様負担となります。別途お見積りのうえ、ご連絡致します。
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- 額装
- あり
- 作品証明書
- なし
- カテゴリー
- 版画
Work Details
引越し先の家は、はじめ小さなムカデが出た。どこから出てくるのかわからない。小さな巣穴があったのかもしれない。私は仕方なしに彼らを排除したけれど、彼らからしたら「仕方なしに」などわからないから、私は恐ろしい侵略者にすぎなかった。同じように人間に襲われた蚊やダニが、慰めにきてくれていたらいいのに。
【作品販売について】
出展作品はエントリー制となります。
【エントリー期間】
8月26日(水)13:00 ~ 9月1日(火)23:00
作品詳細
今注目のアーティストに、作品についてや制作の裏側をお聞きする連載企画。
市川詩織さんに作品のコンセプトや、今後の目標などをお聞きしました。
インタビュー記事はこちら▽
View in a Room
Artist
画家, 版画家
他者の心は、最終的にわかりあえないものです。どれだけ近くにいても、どれだけ言葉を尽くしても、他者が何を感じているかを完全に知る方法は、私には与えられていません。 私はその「わからなさ」を出発点にして制作しています。虫、小動物、社会の隅に追いやられがちな生き物たちへの眼差しは、答えを求めるものではないのです。わかることができないと知りながら、それでも近づこうとするその行為そのものが、私にとっての制作の意味だと考えます。 生物学には、生き物はそれぞれ固有の知覚世界を持つという考え方(環世界)があります。犬が嗅ぎ取る世界、蜂が見る世界、人間が認識する世界は、それぞれまったく異なるという考え方です。私はその複数の世界のあいだを移動しながら、どこにも完全には属さない場所からそれらを見続け、共感を試みる行為を制作で行っています。この感覚は、子どもの頃から人よりも自然や小さな生き物と過ごすことの多かった、私自身の生い立ちに重なります。 「わからない」という事実は、ともすれば「だから何でもいい」という諦めに向かいます。しかし私の制作はその逆を向いています。わからないからこそ、もっと丁寧に見たいと思います。もっと注意深く関わりたいと思います。 見ることは、見られたものを変えることはありませんが、それでも、見ようとした事実は残ります。私の絵画は、その痕跡のようなものです。 1993年、日本の埼玉県生まれ。東京藝術大学 絵画科 油画専攻 学士を経て、2018年に同大学大学院美術研究科 絵画専攻 版画研究分野を修了。 両親が過疎地の獣医師であったことから、幼い頃から動物や自然に触れて育つ。次第に、動物そのものよりも、動物とコミュニケーションを試みる人間側に関心を抱くようになる。やがて、ユクスキュル著『生物から見た世界』で提唱された「環世界(Umwelt)」の概念に感銘を受け、他の生き物の独特な世界の見方に共感を試みる行為の中に、人間らしさを見出した。 他者の世界を客観的かつ愛情深く汲み取ることは、人間同士の文化・宗教・価値観の違いによる誤解やすれ違いを和らげる手がかりになり得るのではないか。また、それらの行為の中に、人類共通の「言語を超えた愛情」が存在するのではないか。そうした仮説をもとに、絵を通じてそれを共有する試みを続けている。 展示歴 個展 2018 「Hey Human, (ねぇ人間、)」at tagboat Gallery 2019 「FUNNY BONE」 at TAKU SOMETANI GALLERY 2020 「SLEEPING INSTINCT」 at Gallery Soumei-do 2021 「STAYING PETS」 at TAKU SOMETANI GALLERY 2022 「downtime」 at s+arts 2023 「石の下の倫理」at Gallery Soumei-do 2023 「news ca(s)t」at s+arts 2024 「supernatural friendship」at TAKU SOMETANI GALLERY 2025 「the mystery club」at s+arts 2026 「private time」at TAKU SOMETANI GALLERY グループ展 2017 「ZURETA / INTERNATIONAL CONTEMPORARY PRINTED ART」 Tokyo University of the Arts (日本) College of Fine Art of Shanghai University (中国) Galéria Medium / Medium Gallery, Bratislava (スロバキア) NEON Gallery, Wroclaw (ポーランド) 「'Shotai' Exhibition 」 2018 「なでたような跡がある」 at 表参道画廊 2019 「Sur and Smile」at s+arts gallery 2020 「s+arts summer exhibition」at s+arts gallery 2021 「blooming sensations」at s+arts gallery 2021 「版画のひきだし」at 東京藝術大学 藝大アートプラザ 「pause・print・pause」 at 銀河101 2022 「ON PAPER」 at TAKU SOMETANI GALLERY 「tagboat Art Fair 2022」 at TOKYO PORTCITY TAKESHIBA 「Art Fair GINZA」 at MITSUKOSHI Ginza by tagboat 2023 「ON PAPER」 at TAKU SOMETANI GALLERY 2024 「tagboat Art Fair」 at 大丸東京 2024 「come across a passage」at haku kyoto 2025 「小さいアート」at 藝大アートプラザ 2025 「Made in Art」at 藝大アートプラザ 2026 「コ虫や—サナギ」at コ本や honkbooks 2026 「ON PAPER:Art and Print Market」at WHAT CAFE その他 装画 「私の学術書ー博士論文書籍化をめぐってー」、「私の学術書2ー博士論文書籍化をめぐってー」
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