Transition

倉敷安耶
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倉敷安耶

Artist

制作年: 2022

素材・技法: 木, 木綿・コットン, その他

サイズ: 72.7 × 91 × 5.5 cm

エディション: 1点物、ユニーク

サイン:未設定

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About the Work

制作年
2022
素材・技法
木, 木綿・コットン, その他
サイズ
72.7 × 91 × 5.5 cm
エディション
1点物、ユニーク
サイン
未設定
額装
なし
作品証明書
未設定
スタイル
抽象

Work Details

転写のモチーフに使用したルドンによるオフィーリアのパースにはアダルト女優の身体をつぎはぎし、Photoshop上でコラージュ・編集した。

セックスワーカーやセックスワーク達は固定的イメージに基づき消費され、「転落した女性」として社会からスティグマを受けている。

家父長制の中で男性の都合に振り回された姿さえも悲劇のヒロインとして消費され、最後には川に転落死したオフィーリアに彼女達を重ねた。

ステイトメント|Statement

倉敷は転写技法を用いた平面作品を中心に、パフォーマンス、インスタレーションなど複数のメディアを取り扱い、他者との繋がりを軸に活動を行う。例えば性や国籍といったカテゴリー、個人の所持する背景や環境によって形成された価値観などにより、個人は区別される。また肉体という物質は決して他者と融合することはない。倉敷は作中で他者との密接なコミュニケーションや共存の模索、あるいは融合などを試みる。

Kurashiki works with multiple media, including mainly two-dimensional works using transfer techniques, performances, and installations, with a focus on the connection with others. Individuals are distinguished by categories, for example, such as gender and nationality, as well as by the values formed by their background and environment. Also, the material of the body never merges with others. In her work, Kurashiki attempts to communicate intimately with others, to seek coexistence, or to fuse with others.

推薦文|Testimonial

彼女は学部の頃からずっともがいている。それは通常ネガティブな事象と捉える事ができるのだが、アーティストのみならず生命の本質的な行為こそこの赤裸々な「もがき」からもたらせれる「ノイズ」なのではないか。BnA_WALLにおけるうねる6mスクエアのノイズの壁は記憶に新しいが、おそらく彼女が生きているという行為そのものが発する鮮烈なノイズこそが作家の本質を構成しているに違いない。断片的であり不連続であり意味も目的も無いというCOVID−19の影響下において発するノイズと、恐らく共鳴していると想起される作品をこの瞬間にコレクションする事は、まさに時代の精神と同期する事になるのである。

(椿昇)

She has always been struggling since undergraduate. Though this may usually be taken as a negative matter, are not artists and the essential conducts of life, the noise that is begat from this bare struggle? The 6m square wall of noise at BnA_WALL is still new to memory; it is probably the intense noise that is generated from her pure act of being alive that constructs the nature of this artist. To add her work this moment to one’s collection, which seems to evoke a resonance to the noise generated under the influence of the fractural, discontinuous, meaningless and goalless COVID-19, means to synchronise with the spirit of this age.

(Noboru Tsubaki)

Exhibition Information

過去の展示
ARTISTS’ FAIR KYOTO 2022
2022.03.05 - 03.13

Artist

倉敷安耶
✔︎

1993 年 兵庫県生まれ。茨城県取手市在住。現在、東京を拠点に活動。
2020 年 東京藝術大学 大学院修士課程 美術研究科 絵画専攻 油画第1研究室(小林正人研究室) 修了
2018 年 京都造形芸術大学 大学院修士課程 芸術研究科 ペインティング領域 油画専政(大庭大介ゼミ) 修了
2016 年 京都造形芸術大学 美術工芸学科 油画コース 卒業

プロフィール写真 撮影クレジット:新津保建秀

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倉敷は転写技法を用いた平面作品を中心に、パフォーマンス、インスタレーションなど複数のメディアを取り扱い、他者との繋がりを軸に活動を行う。例えば性や国籍といったカテゴリー、個人の所持する背景や環境によって形成された価値観などにより、個人は区別される。また肉体という物質は決して他者と融合することはない。倉敷は作中で他者との密接なコミュニケーションや共存の模索、あるいは融合などを試みる。

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最終更新日
2022.03.04