城塞の月

高尾美智
✔︎

高尾美智

画家

制作年: 2021

素材・技法: アクリル, パネル

サイズ: 20 × 30 cm

エディション: 1点物、ユニーク

サイン:未設定

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城塞の月
城塞の月
城塞の月

About the Work

制作年
2021
素材・技法
アクリル, パネル
サイズ
20 × 30 cm
エディション
1点物、ユニーク
サイン
未設定
クレジット
🄫MichiTakao
額装
なし
作品証明書
未設定
カテゴリー
絵画
スタイル
半抽象

Work Details

月に見守られて眠る砦。 

私は、かつて東洋の魔窟と呼ばれた九龍城砦の画像を目にすると、懐かしさと高揚と、胸の奥深くで疼くような戦慄を感じます。

快感と不快感が混じった、この奇妙な感覚を知ったのは、小学生の頃、兄の机に無造作にあったプレイボーイ誌(だったと思う)で、この魔窟の内部の様子が、特集記事で掲載されていたのを目にした時です。

野放図に増築を繰り返して出現した、巨大な生き物のようなビル群に目を奪われ、その内部に充満して蠢く混沌と生気が、誌面から立ち上ぼり、肌に触れ、呼気に混じったような気がして釘付けになりました。

私が実際に変換前の香港を訪れたのは、たった一度きり、20代の頃、会社の団体旅行でのことで、勿論、九龍城の付近に近づくこともありませんでした。

時々、私が無性に街の絵を描きたくなるのは、不完全燃焼なあの奇妙な感覚を再確認して、咀嚼し、放出するためなのかも知れません。

厚さ2.5mmのMDFボードにアクリル絵の具で描いています。

Artist

高尾美智
✔︎

抽象画・アクリル画・粘土造形に取り組んでいます。 形式に囚われることなく、心のままに創作出来ることは、私にとって何よりの喜びです。 かけがえのない喜びの感覚が、作品を通して、どなたかの心と共鳴し、更なる喜びへと繋がっていくことを願っております。 活動履歴 1999年 第1回二人展(SHOOT UP) 2001年 第2回二人展(SHOOT UP) 2009年 151人展(ギャラリーそら) 2014年 第3回YAMATOイラストレーションデザインコンペ入選作品展 2014年 第1回青空文庫有名小説表紙絵コンテスト「インドラの網」採用 2014年 第2回青空文庫有名小説表紙絵コンテスト「ビルディング」採用 2015年 第3回一粒の米展(ギャラリーメタノイア) 2016年 神様と神話展(ギャラリーびー玉) 2018年 第6回一粒の米展(ギャラリーメタノイア) 2019年 第1回タニマチPurple line 公募展 2021年3月 Casie京都マールカフェ企画展選出 2022年 抽象画 原画「海の記憶」教育機関教材に起用 2022年 野見収先生著『断絶としての教育』(東京大学出版会)カバー装画 2023年12月 神代の言ノ葉〜音楽とアートで綴る神々の言葉〜展 2023年12 Casie発行ユーザーさま向け冊子「FUMUFUMU」内「Art × Episode」企画掲載 2024年1月 Artmeterトップページインタビュー掲載 2025年10月 「ヨコハマポートサイド絵画展」オーダー出展  

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最終更新日
2021.08.03