万物の王者
制作年: 2021
素材・技法: セラミック, その他
サイズ: H210 × W245 × D235 / H270 × W190 × D160
エディション: 1点物、ユニーク
サイン:未設定

About the Work
- 制作年
- 2021
- 素材・技法
- セラミック, その他
- サイズ
- H210 × W245 × D235 / H270 × W190 × D160
- エディション
- 1点物、ユニーク
- サイン
- 未設定
- 額装
- なし
- 作品証明書
- 未設定
- カテゴリー
- 彫刻
- スタイル
- プリミティヴィズム
Work Details
万物の王者
STORY
パナソニックの創業者であり経営の神様とも言われる松下幸之助は、晩年に出版された著書「新しい人間観」に「人間は万物の王者である」と言う文章を残しています。この文章は、経営者としてのみではなく、広く深く社会と関わった経験を基にした哲学、宇宙観、人間観から導き出された晩年の言葉です。
私は松下政経塾と言う未来のリーダーを育成する公益財団法人で、松下幸之助の思想哲学に触れました。
「人間」という命題は、洋の東西を問わず古代から藝術の中心的なテーマでもあります。これまでの生活や価値観が変化の渦中にある現代、この根源的なテーマが改めて問われている様に思います。私は彫刻の命題でもある「人間観」を、作品を作る事を通じて考えてみたいと思いました。
人間は他の生物と異なり、ただ生存する以上の意義を見出そうと意志を持ちます。また、永遠の繁栄を渇望する一方、いずれその姿形は消滅する定にある矛盾を抱えています。
生と死。光と影。善と悪。虚と実。自然と人為。創造と破壊。両義性を併せ持ち、変わり続けていく、それが人間の生成発展の姿なのではないでしょうか。
新しい時代、私たちはどう生き、何を残すのか?人間は万物の王者たり得るのか?現代においてリーダーとは何者か?作品を見る方とこの様な問いを対話したいと思います。
素材には陶土、金を用いていますので、その性質上、彫刻は数千年以上先まで残す事ができます。1000年後の未来の人間がもしこの作品を見たらどう思うのでしょうか?
人類普遍の問いを同じく感じるのか、過去の遺物と見るのか、想像は無限に広がります。
こちらの彫刻は、現在公益財団法人松下政経塾に設置され、未来のリーダーや来客者の方との対話の場として新しいストーリーを紡ぎ出しています。
Artist
彫刻家
1988年山口県萩市生まれ。東京藝術大学美術学部修士課程彫刻専攻修了。彫刻から始まり、空間造形、プロダクトデザイン、舞台演出、展示会プロデュース、企業研修などヒトモノコトに関わる広い分野で活動を行う。テーマは「光と影」。「人間」「自然」といった彫刻の古典的なモチーフを対象に、現代の社会の姿を映し表現している。洋の東西を越えた普遍的な”美”とは何かを問う。平成26年度 東京藝術大学卒業制作買上賞(首席賞)を受賞。東京藝術大学大学美術館永久所蔵。
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作者の重岡晋です。
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重岡晋 / SHIN SHIGEOKA