幽霊のいる島(小笠原)#2
制作年: 2018
素材・技法: その他, ミクストメディア
サイズ: 220×230×165 mm
エディション: 1点物、ユニーク
サイン:未設定

About the Work
- 制作年
- 2018
- 素材・技法
- その他, ミクストメディア
- サイズ
- 220×230×165 mm
- エディション
- 1点物、ユニーク
- サイン
- 未設定
- 額装
- なし
- 作品証明書
- 未設定
- カテゴリー
- 彫刻
- スタイル
- 社会・政治・歴史, コンセプチュアル
Work Details
【幽霊のいる島(小笠原)】は、今では「南の楽園」として観光地になっている小笠原諸島で、「日本と米国の間で翻弄された島民たちの190年間」という複雑な島の歴史を、日本人観光客としての私の視点で調べながら制作したものです。現在の島の風景を元に構成したジオラマ模型の上に、小笠原にまつわる新聞記事や過去の写真や観光向けの広告などを手描きで描き写したオーガンジーを被せています。『直接経験していない歴史を自分の中にどうやって取り込むことができるか』と『歴史を知ることで目の前の景色の見え方がどう変わるか』について考えた作品です。
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Artist
アーティスト
1992年東京生まれ。2015年京都造形芸術大学卒業。日本の近現代史と自身の関係を軸に、直接経験していない歴史に対してどうアプローチすることができるのかをテーマに作品を制作する。 私はこれまで、連続する過去からの繋がりや、自らが内包するナショナリズムを薄すぼんやりと自覚しているようで、でも具体的な実感もないまま、ふわふわとした感覚を抱えて生きてきました。 私という存在や置かれた環境が過去の歴史や出来事とどう繋がっているのか、それらを具体的に想像し実感するために、私は様々な場所へリサーチの旅へと出かけました。歴史家でも学者でもない私の旅は、正確性も欠けていて、史実のみを追い求めたものではありません。私が見つけた事実と誰かにとっての事実が違っていることもあるでしょう。思い込みも多い恣意的な旅では、完璧な結論に辿り着くことも有りません。それでも、自分自身の腑に落ちる何かを探して手探りで過去を尋ねる旅路は、巡り巡って今日の自分のいる場所へと繋がっていきます。 今日の私が立っている場所の輪郭が今までよりも確かなものになるように、私は近くて遠い過去をなぞりながら、今日に向かって旅を重ねていくのです。
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