「 わになって談笑 」図右隻左隻
制作年: 2010
素材・技法: 糸
サイズ: 約 6 x 3 m
エディション: 1点物、ユニーク
サイン:未設定

About the Work
- 制作年
- 2010
- 素材・技法
- 糸
- サイズ
- 約 6 x 3 m
- エディション
- 1点物、ユニーク
- サイン
- 未設定
- クレジット
- courtesy of the artist and YUKARI ART
- 額装
- なし
- 作品証明書
- 未設定
- カテゴリー
- インスタレーション
- スタイル
- 半抽象, ポートレート
Work Details
写真のこの道、道なりに行くと、すぐ海があります。
もわもわと広がる緑の丘を登れば、城の趾、そしてガラスの階段の神社があります。
左手前、薔薇の花が咲いてるのが民宿石井商店さんの本家。うどんの幟のところが食堂です。
赤い自動販売機のある建物が民宿石井商店さんの別棟。「ヤドカリ」という名前が付いてます。
こちらが今回の舞台。
島に来れば、お腹も空くし、宿も要るでしょう。帰る所も、明日の予定もそれぞれ違うけれど、居合わせる者同士、笑顔の輪になれると嬉しいですよね。この町での私の実感がそのままテーマになりました。
タイトルにある「右隻左隻」とは、二つセットの屏風絵の右と左を表す専門用語です。
規則的な木板の縦線がはっきりしてるのと、エアコン室外機のパイプで画面が一旦区切られることから、屏風絵の形式を連想し、環状の群像を二つの平面に展開・構成しました。
描かれた人達と共に、私も、あなたも居るような感覚を生み出すことを目指しました。
時間を掛けてじっくりと、日差し、雨、風が、糸にも壁にも味わいを加えます。自然には、全てを同化させようとする作用と、その逆とがあるようです。
2015年版においては、褪色したり、付着した土の粒子に覆われた糸をそのまま下地として活かした上に、新しい糸を盛り、より鮮明な線の表現に成功しました。
2017、18、19年版においては一歩進んで、より積極的に自然任せの実験をしています。細かく砕いた落ち葉(一部に花弁)を、線を構成する繊維と解釈した上で、使用しました。だんだん何もかもが馴染んでいくはず。極端に言えば、「作品」ではなくなっていくような、寧ろ自然の痕跡になろうとするかのような方向性のプロデュースをしています。
しばらく現物を確認していませんので、今どうなっているのか、作者自身 楽しみにしております。
しかし、次回、どんな判断をするのかは、私にも分かりません。
おぉ〜!そうなったか〜 と唸らせる、
或いは、
わぁー!そうきたか! と驚かせるか...。
どちらにせよ、思わず笑顔になれるような作品にしたいと思っています。
Exhibition Information
- 過去の展示
- バーチャル背景ミュージアム2020.04.20 - 06.30



















直島内・8箇所に存在する いしかわかずはる の作品其の六。
民宿壁面に笑顔の群像を描きました。
ここで暮らす人、仕事で、旅で訪れる人。申し合わせたわけではない一期一会の団欒があるのが、民宿の面白いところ。笑顔の集まる場所に、笑顔の群像。我ながら単純明快な理由です。
2010年に制作し、2012年に構図を変更。以降、線幅を変えたり、糸を三重に盛ったり、細かく砕いた様々な落ち葉や花弁を埋め込んでみたりと、あれこれ実験を重ねています。
ここでは、2015年版の記録写真を紹介します。
次回直島訪問の際には、また違うアレンジになると思います。
どんなふうになるのかは、お楽しみに。
ご期待、ご支援いただければ幸いです。