「 あ、うん 」の「 あ 」の方

制作年: 2010

素材・技法: 糸

サイズ: 約60x40cm

エディション: 1点物、ユニーク

サイン:未設定

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「 あ、うん 」の「 あ 」の方

About the Work

制作年
2010
素材・技法
糸
サイズ
約60x40cm
エディション
1点物、ユニーク
サイン
未設定
クレジット
Courtesy of the artist and YUKARI ART
額装
なし
作品証明書
未設定
スタイル
その他

Work Details

瀬戸内海に浮かぶ直島。海がよく見える丘の上には、かつて城が建っていたそうです。

その麓に目をやれば、瓦の海。城下町の町並みは、活き活きと受け継がれていることが分かります。

黒い外観の木造家屋が立ち並ぶ風情や、どこからか聞こえてくる有線放送、お年寄りの立ち話、暮らしの音...。

町営バスの走る道は、対向車があればゆっくり譲り合うくらいの道幅です。

町役場から本村港へと向かう道を、道なりに歩いて行くと、「あ!何かある。」と気付くはず。

年季の入った看板のある木造二階建の 松島酒店さん。

その焼杉板の黒い壁に、青(時々白)の糸で描かれた 笑っている横顔。

その名も 「あ、うん」の「あ」の方 。

2010年の六月下旬から七月初旬の11日間、本村に滞在し制作した五つの屋外作品のうちの一つです。

「あ、うん」の「あ」の方 とはつまり、口を開き語りかける者という意味が込められています。

日が差せば、葉を広げ、風が吹けば揺れる。雨粒は、落ちた場所で様々な音になる。

訪れる人が増えれば、小さな町にも民宿やカフェが開いて、新しい歴史が育っていく。

「あ」と言えば「うん」と返す自然な対話。

本村のメインストリートから、南へ誘う路地の入り口にあるこの黒い壁に、

幾度も語り掛けられているような気がして、ある日電車で見かけた楽しそうにお喋りする人の姿を描きました。

焼杉板に糸という不自然な組み合わせは、何故か相性が良いようです。

「本村地区」と呼ばれるこの辺りは、『家プロジェクト』(ベネッセアートサイト直島)の舞台でもあります。

隣の家が一軒丸ごと現代美術。そういう日常がこの町に実在しています。

ここには、数十年も前から暮らしと現代美術との対話が育まれてきた土壌があります。

私の作品は、この対話への応答のようなものであると言えます。

語りかける笑顔の先に、お話は続く...というわけです。

Exhibition Information

展示場所
香川県直島町本村 松島酒店
常設展
過去の展示

Artist

いしかわかずはる
✔︎

いしかわかずはる

アーティスト

1977年 奈良県生まれ。2002年 多摩美術大学卒業。 「糸」で描く「線」の画家。常にペンとノートを持ち歩き、心にとまった何気ない光景を端的な線で捉え、その場その時に描き留めることを日課とする。この即興で捉えた線をキャンバスやガラス、壁や窓などの「新たな場」へ糸を用いて表現(再現)する。アートの島、香川県・直島内に点在する民家の外壁など、いしかわが公共の場所に施す作品は見事なまでに「場」の雰囲気に溶け込み、自然と受け入れられている。様々な場所へ出向き、その場にあった作品を制作する活動を「線の旅」と名付け、生み出された線が世代や国境を越えて人々の心をつないでいくことを目指しており、2016年には韓国・SODA美術館からも招聘を受けて滞在制作を行った。トヨタ自動車の企業広告のための作品制作や谷川俊太郎氏らによるコンサートチラシへの作品起用、アニエスb.(agnès b)青山店のショーウインドーに作品を制作するなど幅広く活躍中。

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支援募集メッセージ

直島内・8箇所に存在する いしかわかずはる の作品第二弾。

2010年夏、焼杉板の黒い壁にコットン100%の糸で描いた作品。

陽が良く当たるため、鮮やかなライトブルーの線は、いつしか真っ白になっていきます。

年に一度訪れて、糸を全交換。 再び鮮やかになり、そしてまた白に向かっていくという循環をかれこれ10年繰り返しています。

白と黒のコントラストが好きと言う方も多いので、白のままにしようかなと毎回迷うのも楽しみの一つです。

メンテナンスは自費で行なっていますが、今後もぜひ継続していきたいと思っていますので
ご支援いただければ幸いです。

この作品にスティッカーを送って アーティストの支援ができます。(¥160〜)

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Comments & Stickers

Hot Comments

MasaumiMorizumi

Morizumi Masaumi が
Red Stickerを送りました。

over 6 years ago

直島いった時に巡っちゃいました。 秋に行ったんですが 海の色と空の色と作品の存在を 楽しめました

最終更新日
2020.05.26