絵筆で照らす−4
制作年: 2019
素材・技法: キャンバス, 油彩
サイズ: 72.7 × 53 cm
エディション: 1点物、ユニーク
サイン:未設定

About the Work
- 制作年
- 2019
- 素材・技法
- キャンバス, 油彩
- サイズ
- 72.7 × 53 cm
- エディション
- 1点物、ユニーク
- サイン
- 未設定
- 額装
- なし
- 作品証明書
- 未設定
- 作品の販売元
- 須永 有
- 発送元地域
- 未設定
- 発送までの日数
- 未設定
- カテゴリー
- 絵画
- スタイル
- 抽象
Work Details
「絵筆で照らす−4」
72.7×53cm/ Oil on canvas / 2018年
この作品は、雪舟の慧可断臂図に影響を受けて制作したものです。達磨が座禅を組む洞窟とその奥の壁に、絵筆を松明のように掲げて持つ手を描きました。絵を描いているとき、キャンバスが大きな壁のように思える時があります。絵の具をキャンバスに付けたり取ったり、絵筆で線を引いて、重ねて消して、また線を引くという作業を繰り返していると、空間を切り裂いているような感覚になります。切り裂いて、また塗りつけ、穴を広げて、洞窟を掘り進めているように感じます。現実の社会にも大きな見えない壁があり、洞窟のような窮屈さがあります。日本人で油絵を描いていること。女性であること。女が30歳だからって一体なんなんだろうと思うのに、社会の言う常識に怯えてもいます。私にも壁があるように、すべての人にあらゆる見えない壁があります。私の絵が、どれかの壁に突き刺ささればいい。言葉で言えないことは、絵で描くしかない。過去を読み返し、イメージを選んで、絵の具と平面と格闘すること。私は暗い洞窟のその先を、絵筆に頼りながら、掘り進めて行こうと思います。人類最古の絵も洞窟の壁にありました。絵は人間にとって、生き抜くための一つの手段に違いないと思っています。このような私にとっての「洞窟、壁」が、慧可断臂図に重なり、この絵を描きました。慧可は参禅の決意として自分の左腕を差し出しましたが、私は腕なんて切りたくないので、絵筆をぐいっと差し出します。
How to Buy
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この作品は、雪舟の慧可断臂図に影響を受けて制作したものです。
達磨が座禅を組む洞窟とその奥の壁に、絵筆を松明のように掲げて持つ手を描きました。
希望の見えない社会情勢、不安な日々を絵を描くことで切り開いていかなければと思い、描いた作品です。アートは人間が生きる上で必要なものだと思います。ご支援よろしくお願いいたします。