100 Famous View of Edo 051, Mannen Bridge in Fukagawa, 名所江戸百景 051, 深川萬年橋
エディション: 1点物、ユニーク
サイン:未設定

About the Work
- エディション
- 1点物、ユニーク
- サイン
- 未設定
- 額装
- なし
- 作品証明書
- 未設定
- カテゴリー
- 写真
- スタイル
- 日本画・和, 社会・政治・歴史
Work Details
名所江戸百景No.051 深川萬年橋(ふかがわまんねんばし)
深川の小名木川が隅田川に注ぐ直前、富士見の名所でもある萬年橋の上から西の方を望む景色です。しかし何故、カメがぶら下げられているのでしょう?江戸時代、深川八幡(現・富岡八幡宮)では旧暦8月15日に「放生会(ほうじょうえ)」という行事が行われていました。放生会は、インドから伝わった殺生を戒める法要です。この法要で、野生動物を放すと、徳を得て長生きすると信じられていたようです。深川八幡では沢山の人が参加した盛大な行事だったようです。しかし、動物を飼っていない参加者も多いので、八幡周辺ではそれを売る商売が繁盛したと言います。深川八幡に近い萬年橋では「鶴は千年、亀は万年」にちなみ、カメが売られていたらしく、この絵はそれを描いたものなのですね。
夏の時期、甲羅の美しい小ぶりのニホンイシガメを借りることができたので撮影しました。元気なカメはじっとしていないので、元絵のようにだらんとしてくれません。手足を引っ込めていたカメが、手足を伸ばし始めた一瞬に撮ったものを作品にしました。
公園やお寺の池などにカメが多く居ますが、近年は要注意外来生物のミシシッピアカミミガメ(ミドリガメ)が目立ち、固有種のニホンイシガメの姿を見るのは稀となってしまいました。現代、カメに限らず、ペットとして買われていた多くの外来生物が放たれた結果、特定外来生物による生態系の変化が問題となっています。この作品を通じて、少しでも外来生物問題について考えられればと思います。
Artist
アーティスト
浮世絵で描かれた世界の現代を写真で表現しています。歌川広重の名所江戸百景シリーズの全119景を同じ季節、天候、アングル、時間帯にこだわり、作品にしました。浮世絵が描かれた時代の問題提起も解釈しつつ、現代の問題提起を踏まえて作品にしています。
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「深川萬年橋」という作品ですが、何故、カメがぶら下げられているのでしょうか?江戸時代の人が見れば「八幡様の放生会だな」と、すぐに分かるのだと思います。忘れられた江戸文化が現代に影響していることも沢山あるようです。
今後は、広重作品に限らず、様々な浮世絵の現代の姿を作品にして、江戸と現代東京の繋がりを表現してゆきたいと考えています。近々の目標は、都内で全作品を一堂に展示する個展を開きたいと思っております。ご支援いただきましたお金は、出展費用、今後の新たな作品の撮影費/制作費として大切に使わせていただきますので、ご支援のほど何卒よろしくお願い申し上げます。