久不相見長毋相忘(長いこと会えなくても、いつまでも忘れないで) 阿蘇大橋2022-2024

制作年: 2024, 2022

素材・技法: ミクストメディア, 銅, 青銅, その他

サイズ: 本体:直径50mm(ガラスケース入り 160mm×120mm×40mm)

エディション: 1点物、ユニーク

サイン:なし

この作品は購入が可能です。

15,000

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久不相見長毋相忘(長いこと会えなくても、いつまでも忘れないで) 阿蘇大橋2022-2024

About the Work

制作年
2024, 2022
素材・技法
ミクストメディア, 銅, 青銅, その他
サイズ
本体:直径50mm(ガラスケース入り 160mm×120mm×40mm)
エディション
1点物、ユニーク
サイン
なし
額装
相談可
作品証明書
あり
作品の販売元
見藤素子
発送元地域
長崎県
発送までの日数
1週間ほど
カテゴリー
プロジェクト
スタイル
コンセプチュアル, 社会・政治・歴史, 哲学・ヴァニタス, 半抽象, 愛
ハッシュタグ

Work Details

制作手法

各地に埋めた銅鏡を1年以上後に掘り起こしたもの

作品のコンセプト

これまで縁あった場所、災害が発生した場所、失われた営みの跡地、周縁化されている土地に銅板を埋め、一年後に掘り起こしにその地を訪れます。

再び掘り起こした銅鏡は腐食し、その錆に土地の記憶と時間を映しとります。

また、作品の完成には必ずその場所を再訪し、場所の歴史性と対峙しなければなりません。

時間を切り取り留めおくこと、決して存在しない永遠を願うこと。

ーーーーーー

『久不相見長毋相忘(久しく相見えず、長く相忘る毋らんことを)』とは

吉野ヶ里遺跡(佐賀県)出土の銅鏡に刻まれた銘文。

この銘文が記された銅鏡は直径約7.4cm、弥生時代中期後半(約2050年前)に制作されたと見られる。

前漢代の連弧文鏡であり、背面には部分的に朱が付着している。

両腕に35点の貝製腕輪をつけた女性人骨が発見された甕棺墓の口縁部と石蓋の間の粘土目張りからの中から出土した。

展示風景

この作品で表現したかったこと

銅鏡を埋めるシリーズは、主に、これまで縁あった場所、災害が発生した場所、失われた営みの跡地、周縁化されている土地を選定して行ってきました。

この銅鏡を埋めたのは旧・阿蘇大橋付近です。

旧・阿蘇大橋は熊本大震災で崩落しました。このときにたくさんの人命の他に、地域の生活や文化、文化財が破壊されました。時が過ぎ去ればそれらの記憶は大衆から忘れられ周縁化されますが、その土地に関わる人々にとっては忘れ得ぬ記憶であり続けます。

埋めた土地によって銅鏡に現れる錆の形は異なります。ある意味では土地の性質や時間の記憶そのものを写し取るものとも言えるでしょう。

制作にかかった時間

2年

制作場所(銅鏡を埋めた場所)について

旧阿蘇大橋付近(熊本大震災で崩落)

作品やタイトルに込めた想い

久不相見長毋相忘(久しく相見えず、長く相忘る毋らんことを)とは

表題は吉野ヶ里遺跡(佐賀県)出土の銅鏡に刻まれた銘文。

この銘文が記された銅鏡は直径約7.4cm、弥生時代中期後半(約2050年前)に制作されたと見られる。

前漢代の連弧文鏡であり、背面には部分的に朱が付着している。

両腕に35点の貝製腕輪をつけた女性人骨が発見された甕棺墓の口縁部と石蓋の間の粘土目張りからの中から出土した。

日本最古のラブレターとも言われるこの銘文は、時を超えても胸を打つものがあります。

本来的に錆は作品や文化財にとっては好ましくないものですが、ある意味では永遠ではない存在や土地の記憶を写し取るものでもあります。

錆という偶然性と、必ずまたその土地に向き合うという制約と覚悟を作品とタイトルに込めています。

How to Buy

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見藤素子

現代美術家

九州を拠点とする現代美術家。学生時代から一貫して痛みへの対峙や、記憶・劣化についての作品制作を行い、アートを主軸とした学際的分野横断や、資料保存、地域課題、ジェンダー、障害、社会教育、被災、生物多様性などの社会課題に取り組む。表現手法は絵画、彫刻、インスタレーション、コンテンポラリーダンスなど手法は多岐にわたる。

また、文化財修理保存技術者や学芸員としての経験を経て、近年は文化財保存への実践や被災地における文化財レスキューへの参加を続けるとともに、「保存」「修復」を主題とした制作を通じて現代における作品保存と記憶の継承、ならびに周縁化される記憶や個人、社会課題について模索を続けている。

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最終更新日
2026.02.12
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