2025年3月22日(土)~2025年4月7日(月)までPARCO MUSEUM TOKYOで開催するArtSticker(アートスティッカー)のローンチ5周年を記念した、
気鋭アーティスト30組によるグループ展”「SHIBUYA STUDIO」ArtSticker 5th anniversary”の出展作品となります。
伊藤咲穂
Artist / 芸術家 / 錆和紙作家
伊藤咲穂(1989年島根県生まれ)は、山梨を拠点に活動するアーティスト。和紙による大規模な絵画制作や神社への奉納を通じて、自然と人との関わり、そして“礼拝としての芸術”の本質を探求している。
武蔵野美術大学でテキスタイルを学び、島根の石州和紙工房で修行し、“錆和紙”を発明。その後、金属・土・砂鉄・岩絵具・水干絵具を和紙に漉き込む独自の技法を確立。近年には日本画の伝統的な色彩や思想に着想を得て、独自の抽象絵画として展開している。
彼女の作品の根底には、“梵我一如”に通じる古神道的世界観——すなわち、人は自然と分かちがたく結ばれ、その恵みの上に生きているという思想がある。彼女にとって、その“人と自然を結ぶ象徴の姿”が神社である。
その土地の自然から素材を“お借りして”作品を制作し、芸術という人間的行為を通じて、その地の神=自然へと“お返しする”。この循環的行為は、自然の完全性と人間の意識的行為とのあいだに生まれる“礼拝のかたち”であり、創造とは、自然への感謝を人間の手で可視化する営みだと捉えている。
彼女にとって“水”は、生命を育み、風土を形成してきた貴重なものであり、感謝や畏れが信仰心と結びついた象徴的存在である。
伊藤は、そうした人と水との関係性を受け継ぎ、絵画の制作においても、水を単なる素材ではなく、和紙や岩絵具と並ぶ重要なマテリアルとして扱っている。制作の最終工程では、“落水”と呼ばれる和紙の伝統技法を用い、水を作品の上に撒くことで、風土と身体の交感を痕跡として刻む。
伊藤の活動は、神道美術における“見えないもの”を描こうとする精神の現代的継承である。神道では、神は姿を持たず、影や自然の現象を通じて顕れるとされる。伊藤はこの思想を抽象絵画として再解釈し、西洋美術における抽象表現主義と対話させながら、日本的霊性を現代の造形言語へと昇華させている。
人間は自然の一部でありながら、自然を敬い、感謝し、返礼し得る存在である。その意識の循環を芸術という形に結晶させること。それが、伊藤咲穂の芸術であり、神道の精神と現代美術の接点である。
2023年に出雲大社へ《命の礼拝》を奉納。2024年にはホテルJANU TOKYOに《青の礼拝》シリーズが常設展示されるなど、国内外で活動の幅を広げている。
作品
在ArtSticker上展示伊藤咲穂 的作品。提供伊藤咲穂的作品的尺寸、材料、概念以及艺术家信息包括个展和简历。
简历
简介
1989年 島根県浜田市生まれ、山梨県在住
2009年 呉工業高等専門学校 建築学科 中退(高等学校卒業資格取得)
2014年 武蔵野美術大学 工芸工業デザイン学科 テキスタイル専攻 卒業
Solo Exhibitions
2019年 旭化成株式会社 Technology × ART「ReBORN -Regeneration Beyond Our Rust Notion-」/FICTION/ニューヨーク
2021年 「Circle of waves」/阪急メンズ東京/東京
2022年 Domain of Art 28「ORIGIN」/さいたま市プラザノース/埼玉
2024年 「BEGINNING OF WORSHIP」/TOKYO INTERNATIONAL GALLERY/東京
2024年 「WORSHIP OF THE NIGHT」/ホテル雅叙園東京 百段階段/東京
2024年–2025年 「Yesterday, a wild tanuki was found dead under the eaves.(WORSHIP OF LIFE)」/anonymous bldg./東京
2025年 「咲み ‘emi’」/NIESSING GINZA/東京
Group Exhibitions
2016年 「MITSUKOSHI ART CUBE」/日本橋三越本店/東京
2016年 「Papar Deity」/東京都美術館/東京
2018年 「TOKYO ILLUSION」/台中文化創意産業園区(Dali Art Center Taichung)/台湾
2019年 「Gravity」/ホテル雅叙園東京 百段階段/東京
2020年 「Circling」「Rust Beat」/ホテル雅叙園東京 百段階段/東京
Art Fairs
2015年 Salone Satellite 2015(ミラノサローネ)/イタリア
2025年 Taipei Dangdai Art & Ideas 2025/台北
Activities
2017年–2018年 島根県 石州和紙 久保田工房 研修/島根
2021年 瀬戸内海プロジェクト/SEABRIDGE/広島
造船過程で生じた鉄粉、現地の海の砂・水を用いた制作
人々が集う公共空間への設置
2023年 出雲大社・北島國造館・万九千神社/島根
現地の砂鉄・土・水を用いた滞在制作・奉納
2023年 日御碕神社/奉納/島根
境内の土を用いた制作・奉納
2024年 Aman JANU Tokyo エントランスロビー/東京
「Pulsation of waves I」ほか
2025年 新倉富士浅間神社/山梨
「富士:命の礼拝(Fuji: Worship of Life)」
富士山の溶岩・湧水・和紙を用いた制作・奉納
Media / Broadcast
2026年 CBCテレビ ドキュメンタリー
「伊藤咲穂の礼拝」出演・特集放送
Public Collection
2021年 SEABRIDGE/広島
2023年 出雲大社/島根(奉納|WORSHIP OF LIFE)
2023年 北島國造館/島根
2023年 万九千神社/島根
2023年 日御碕神社/島根
2024年 JANU Tokyo(森ビルホスピタリティコーポレーション株式会社)/東京
「Pulsation of waves I」ほか
2025年 新倉富士浅間神社/山梨(奉納)
履历
- 個展
- 2017 [第四の自然] art space morgenroto
- 2019 [ReBORN -Regeneration Beyond Our Rust Notion-] 旭化成(Material :ECORISE) テクノロジー × ARTコラボレーション New York Chelsea @FICTION
- 2021 瀬戸内海プロジェクト[SEABRIDGE]内常設
- 2021「Circle of waves」 阪急メンズ東京
- 2022 Exhibition Domain of Art 28 「ORIGIN」- さいたま市プラザノース
- 2022「石州和紙 : 次世代の可能性」 展
- 2022-23 12月-1月 横須賀 - 団塚邸 「IKUSA」 予定
- 2023 2月 東京都 渋谷 個展 予定
- 2023 4月~ 出雲大社 滞在制作 奉納 / 万九千神社 奉納
- 活動
- 2018 [彩り祭] 星霜軒好み 錆和紙緑青薄器展示 日本橋三越
- - 島根県石州和紙久保田 研修(2017.09~2018.08)
- - AOYAMA Treehouse 会員制BAR内プロダクト制作
- - AOYAMA Treehouseレセプション作品制作














