






About the Work
- 制作年
- 2018
- 素材・技法
- セラミック
- サイズ
- 51 × 33 × 18 cm
- エディション
- 1点物、ユニーク
- サイン
- なし
- 額装
- 未設定
- 作品証明書
- あり
- カテゴリー
- 工芸・陶芸
- スタイル
- 動物
Work Details
常設作品
糸のような三日月
詩人・萩原朔太郎の「猫」の詩篇をモチーフにした作品です。
表面には、詩の中の猫の特徴的な鳴き声である「おわあ、こんばんは」などの文字を彫っています。
瓦屋根の上、野外に設置するための仕様です。
前橋文学館からの依頼で、萩原朔太郎記念館(群馬)の屋根の上に2点を設置しました。
左《悩ましい夜》、右《糸のような三日月》
設置した建物は、萩原朔太郎の生家の書斎です。
案内板にはモチーフとなった詩も記載されています。作品とともに、朔太郎の詩もお楽しみください。
◾️萩原朔太郎記念館
〒371-0016 群馬県前橋市城東町一丁目2-19
見学可能時間:午前9時~午後5時(室内の見学は午後4時30分まで)
休館日:水曜日・年末年始(前橋文学館が休館の日は休館となります)
入場料:無料
詳細は「萩原朔太郎記念・水と緑と詩のまち 前橋文学館」までご確認ください。
ステートメント
人間が創造してきた動物の姿をモチーフに、やきもので表現をしています。
神話や伝承、物語、様々な表現の中で人間が長い時間を掛けてつくり上げてきた動物像はその実、人の心を映したものでした。私にとってつくるということは、人間の豊かな思考の営みに触れ、それを現実に繋ぎとめる行為でもあります。
やきものの動物たちは虚ろです。眼には影を覗かせています。陶芸の技法でつくる空っぽな造形であるからこそ、私は「おもて」にこだわるようになりました。表面に色を重ね、細かく削り続けることで、動物のかたちはいくつものイメージを内包します。色と形が同時に現れ、部分が次第に意味を持ち、やがて全体が見えてくる。
その繰り返しの中で、私の象徴的な動物たちは、誰かの情景を描いているのです。
※制作手法について
陶芸技法の手びねりで中空に成形した表面に、まずは、顔料を混ぜてつくった何色もの土を組み合わせて薄く重ねます。一つの作品の中で、20色以上の土を3〜5層は重ねるのですが、そうした表面を小さなヘラで削ると、その断面には下に仕込んでいた色が現れます。毛並みのような線、植物の形、有機的な繰り返しの文様など、ひたすら徹底的に削ることで、複雑で繊細な色合わせと質感になるのです。その後、乾燥と焼成の工程を経ますが、高温焼成の前後では土の色も大きく変わるので、窯から作品を出せるまで正確な仕上がりは分かりません。
Exhibition Information
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Artist
陶作家
主にやきものによる立体造形を発表。陶の表面へのこだわりと、動物の持つ象徴性への興味を制作の軸とし、思考する。
1987 群馬県前橋市生まれ。2012 多摩美術大学大学院美術研究科博士前期(修士)課程工芸専攻 修了。2019より、埼玉県に窯を構える。





