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制作年: 2024

素材・技法: ミクストメディア, 岩絵具, 箔, 金属, 糸, アクリル板

サイズ: 39.5 × 29 × 4.7 cm

エディション: 1点物、ユニーク

サイン:あり

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About the Work

制作年
2024
素材・技法
ミクストメディア, 岩絵具, 箔, 金属, 糸, アクリル板
サイズ
39.5 × 29 × 4.7 cm
エディション
1点物、ユニーク
サイン
あり
額装
なし
作品証明書
あり
ハッシュタグ

Work Details

作品価格:¥110,000 (税込)
サイズ:H39.5 × W29 × D4.7 (額寸)

素材:作品部分…和紙、岩絵の具 
   額…ステンレス、金網、留め具、mdf、マット、アクリル、紐

制作年:2024年

エディション:1点もの

額装:◯

作品証明書:◯

サイン:◯
販売期間:2025年1月19日(日)23:00まで [先着順]

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去年、あるポスターを購入した。コンピューター黎明期の1960年、Leon Harmon、Ken Knowltonによって制作された"computer nude"のシルク刷りだ。この作品は記号の集積で作られ、まるで網戸に描かれているような解像度の低いビットマップ画像だが、今日に至るまでの全てのデジタルイメージの始祖とも言える作品である。日夜情報の多さに辟易している自分にとってその情報量は、鑑賞者が想像することができる余地を残してあるような心地よさがあった。

 日照を獲得するために窓を取り付ける。網戸やカーテン、ブラインドで外からの目線を隠す。一見矛盾しているようだが日光や開放感、換気(外からの恩恵)と遮光、プライバシー(外からの防衛)のバランスという点で成立している。これらはすべて部屋(内側)をより快適にするために設計されていることだ。

 
絵画は(時間や空間の移動も含め)空想を、またはより良い現実を視覚的に保存するという点で"異世界への窓"としてその立ち位置を成長させてきたと考えている。空間が切り取られたようにそこにあるはずのないイメージが投影されるものを異世界への窓とするならば、その役割は現代で使われる様々なモニターにも適用できる。高繊細になったラスタ画像はアナログによる出力と見分けがつかないレベルまで到達しており、マテリアルを神格化しなければ窓としての絵画の存在意義は維持できなくなってきているだろう(故に今日に至るまで様々な思想やメディアを加え、絵画は存続してきた)。

 加えて現代におけるモニターはインターネットの発達により鑑賞するだけではなく、その世界にアクションを起こしイメージを変質させることができる。異世界への窓がリアクションをするようになったことで、眺めがさほど変化することのない固定された窓を自室から見るような行為(内→外)から、自らが街をハイスピードで移動しながら他者の家の窓を覗き込むような行為(外→内)へと移り変わっているのだ。


本展では、『粒子、整列、固定について』と題し、既存の二つのシリーズとタイトルに至る思考のメモ、実験としてポストカードほどの小作品を展示する。

様々なマテリアルに印刷されたラスタ画像の上に網戸のように糸を引き、外から覗く窓として構成したデジタルイメージ。明治維新が齎した産業革命と日本画の興り、現代日本の都市風景の象徴として日本画材を用いて制作した縞鋼板のシミュレーション。それぞれが内側と外側の世界を担当し、展示空間で再配置される。

 
デジタルイメージが生まれてから半世紀以上が経ち、人間の手を介さずともイメージを生成できる時代になった。もし絵画の"異世界への窓"としての役割が終わったとすれば、絵画性とはやはり身体性に帰結し、身体性こそ人間性と言わざるを得ないだろう。

 
デジタルを元請とし、人間が自らの身体を依代とした機械へと成り下がることで、これを企図した自分自身が人間性を産み出せることを期待している。

■ディテール

作品の裏にサイン入り

■展示風景

■出展作品の展覧会情報

こちらの作品は浅草にあるコマーシャルギャラリー、GALLERY ROOM・A で2024年12月21日(土) ~2025年1月19日(日)まで開催される個展「粒子、整列、固定について」で展示されていました。

高橋健太 新作個展「粒子、整列、固定について」

会期
2024年12月21日(土) ~2025年1月19日(日)

会場
GALLERY ROOM・A

住所
東京都墨田区本所2-16-5 KAIKA 東京 by THE SHARE HOTELS 1F STORAGE 1

電話番号

なし

開催時間
08:00〜23:00

休館日
会期中無休

観覧料
無料

アクセス
都営浅草線「浅草駅」徒歩8分 「本所吾妻橋駅」徒歩9分、都営大江戸線「蔵前駅」徒歩9分


会場URL
https://artsticker.app/events/49172

展覧会ページURL

https://artsticker.app/events/52109

Exhibition Information

展示場所
GALLERY ROOM・A
常設展

View in a Room

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Artist

高橋 健太
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高橋 健太

アーティスト

明治や戦後の文化的な改造と変質を経て「残ってしまった」日本画の技法材料を再考し、デジタイズされた現代の生活での感覚と、身の回りの物質的なテクスチャを組み合わせた平面作品を制作している。

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最終更新日
2024.12.20