青海三丁目 地先の肖像 2(ZINE)
制作年: 2023
素材・技法: 紙, 写真, インク
サイズ: 21 × 14.8 × 2 cm
エディション: エディション有
サイン:あり

About the Work
- 制作年
- 2023
- 素材・技法
- 紙, 写真, インク
- サイズ
- 21 × 14.8 × 2 cm
- エディション
- エディション有
- サイン
- あり
- 額装
- なし
- 作品証明書
- なし
- 作品の販売元
- 2.5 architects 森藤文華+葛沁芸
- 発送元地域
- 東京都
- 発送までの日数
- 1週間ほど
- カテゴリー
- ポスター・グッズ・書籍
- スタイル
- 日常, その他
Work Details
「青海三丁目 地先の肖像 2」
2.5 architects 著・編集・発行
A5サイズ・166ページ・全頁カラー印刷
私家版、110部限定
2.5 architectsによる、東京湾岸部の最終処分場である巨大な埋立地「青海三丁目地先」をテーマとしたアートプロジェクトの作品集です。 「青海三丁目 地先の肖像 1」の続編となっており、2020-2022年にかけて行った活動の記録として、ワークショップや展示、トークイベントなどの記録を中心としながら、引き続き行ってきたフィールドリサーチの記録も収録しています。さまざまな方々とさまざまな形で対話をしながら、埋立地についてのリサーチを深めています。 全冊作家2名のサイン入り、ナンバリング入りとなっています。
Intro.
「プロジェクトの始まり」
東京という都市について考えていた時に、地図の中の海の上に見知らぬ3km四方の土地があることに、そして、この広大な埋立地について、我々はほとんど何も知らないことに気づきました。この場所はかつて「青海三丁目地先」と呼ばれていたところで、今日も刻一刻と埋め立てられ生まれつつある東京のフロンティアでもあり、東京五輪の会場ともなる予定の場所でした。地質学者の方が言っていた言葉も頭をよぎりました。次のようなことです。「現代は奇跡的に海水面が安定している時代であるが故に、沿岸部や埋立地に都市が発達したが、またいつ海水面が変化するかわからない。」
「はじめての上陸」
そこへ初めて足を踏み入れたのは、2019年の夏、とても暑い日でした。現地へ向かうルートはバス一本のみ。トンネルをくぐると、そこは平たく風の強い、トレーラーの走る土地でした。バス停から道なりに進むと、ベットボトルの山、信号のまだない横断歩道、街路樹に盛り上げられたアスファルトが、次々と現れ、ついには歩道も無くなりました。横幅10mほどの広い道の脇には鉄くず、ガラス、廃棄物とともに、生い茂るクズやヨモギ、濃い緑がせめぎあ っていました。 海の森公園と名前のついた丘を登ると、芝生が目の前に広がり、遠くに風力タービンが緩く回っていました。歩いて初めてわかる大地の大きさに、息を切らせて横になると、風にのって草の匂いがします。草の下の大地は、生きている間出し続けたごみであり、この島の一角を自分も作ってしまったのだ、と強烈に実感しました。この島は東京という都市の裏返しでもあると、わかった瞬間でした。
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Artist
artist / architect
建築家2人による一級建築士事務所。2次元と3次元、場所性や自然と人工の風景などをテーマに、建築の領域にとどまらない活動を展開。インスタレーションやデザインも手掛ける建築家ユニット。 「ヌトミック× 2.5 architects『しらふの地先へ』」(海の森水上競技場、東京、2024年)、「青海三丁目 地先の肖像」(東京ビエンナーレ2020/2021、東京、2021年)、「Signal」(トロールの森、東京、2020年)、日仏建築文化交流展2018(ASJ TOKYO CELL、東京、2018年)、連作「Ophelias」(中之条ビエンナーレ、群馬、2015年)など多くの展覧会に出展。 建築作品には一関 薫風農園(岩手、2018年)、十津川村 高森のいえ(奈良、2017年)、鵜原ビーチハウス(千葉、2017年)などがある。 森藤 文華 Morito Fumika 1987年、広島県出身。一級建築士。2012年早稲田大学創造理工学研究科建築学専攻修士課程修了。坂茂建築設計勤務後、2013年より2.5 architectsを共同主宰。JIAゴールデンキューブ特別賞受賞(2020年)、「掛川茶景」(かけがわ茶エンナーレ、2018年)、日本建築設計学会 Architects of the Year 受賞(2017年)、「茶積庵」(かけがわ茶エンナーレ、2017年)、「Ophelia IV」(East West Art Award exhibition at Posk Gallery & La Galleria in London、2017年)。早稲田大学非常勤講師(2020年〜)。 葛 沁芸 Katsu Shingei (Ge Qinyun) 1988年、中国・蘇州生まれ。一級建築士。2012年早稲田大学創造理工学研究科建築学専攻修士課程修了。藤本壮介建築設計事務所にてbus stop:krumbach、Mirrored Gardens、 Whale museum、Vogue Woman of the Year 2013トロフィーなどを担当。2013年より2.5 architectsを共同主宰。建築史研究者として中国/西洋建築についての研究も行う。早稲田建築設計賞受賞(2012年)、日本建築学会・建築書と建築理論特別研究委員会委員(2017~18年)、東京藝術大学教育研究助手(2022年〜)。
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