虚実の距離
制作年: 2020
素材・技法: ミクストメディア
エディション: 1点物、ユニーク
サイン:未設定




About the Work
- 制作年
- 2020
- 素材・技法
- ミクストメディア
- エディション
- 1点物、ユニーク
- サイン
- 未設定
- クレジット
- photo: Nobutada Omote Courtesy of Takamatsu Art Museum
- 額装
- 未設定
- 作品証明書
- 未設定
- カテゴリー
- インスタレーション
Work Details
半透明の円柱の袋は中の空気を入れ替えながら、地面に置かれた食器と天井から吊られた食物との間をゆっくりと垂直方向に動き続けています。袋は膨らんでいくと、部屋の体積を満たしながら袋の天面で透明の管に入った種の集合である米や大豆を飲み込みます。その後、袋は萎むとそこから離れて床に近づき、二重の膜越しに食器の輪郭を徐々に明らかにしていきます。これらは展示室の各所でそれぞれ規則的な周期で動いています。
見えること、見えないもの、見えていたものや見えなくなること。それらを見ようとすることや別の何かを想像すること。絶え間なく流れている時間の中で日々同じような周期で繰り返し行われていながら同じではないこと。凹と凸があるということ。近づくことや離れること。虚と実でもあること。それ以外の存在によってそのものがより一層鮮明になること。両者の間にも距離があること。
これら作品の中に起こる事象や関係性は我々が生きているこの世界や社会の在り方を示唆しています。そして、我々の知覚に働きかけながらこれまでとは違った位置からそれらを見つめる機会を作品として提示します。
Artist
Artist
空洞や余白、日常的には意識されないような「間」や「境界」を、 接着剤やポリシートなどの形態を定めにくい素材を用いて、行為・現象・時間を要素に、人間と自然、内側と外側、表と裏、あるいはその境界にある形をトレースすることで、それらの関係性を問う作品を国内外で発表している。
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