between the curtains#2
制作年: 2023
素材・技法: キャンバス, アクリル, パステル
サイズ: 100 × 100 × 6.3 cm
エディション: 1点物、ユニーク
サイン:未設定

About the Work
- 制作年
- 2023
- 素材・技法
- キャンバス, アクリル, パステル
- サイズ
- 100 × 100 × 6.3 cm
- エディション
- 1点物、ユニーク
- サイン
- 未設定
- 額装
- 未設定
- 作品証明書
- 未設定
- 作品の販売元
- 吉見紫彩
- 発送元地域
- 東京都
- 発送までの日数
- 2週間ほど
- カテゴリー
- 絵画
Work Details
こちらは神話や物語の定型である「死者との再会」から着想を得て、この世とあの世の境目として東西問わず登場する「三途の川」を取り上げ、あの世とこの世が交わるとされる黄昏時の水面を描いています。
生者と死者の再会の舞台は、古事記には「黄泉の国」、ギリシャ神話では「ステュクス」、ダンテ神曲にも「アケローン川」として登場し、有名なお話では、古事記で日本の国産みをしたイザナギ(男神)・イザナミ(女神)伝説では、イザナギが先に冥土へ旅立ったイザナミを迎えに黄泉の国へ行き、イザナミに覗かないでと言われたにも関わらずイザナギは見てしまい、イザナミの腐りはてた姿を見て命からがら何とか逃げ、その穢れを三途の川で禊をしたと言われています。
また、ギリシャ神話でアキレスはステュクス川に浸かったことで不死身の身体を手に入れた伝説があります。(その際に足首を掴んでいたので足首だけが川に浸からず、弱点アキレス腱となった) バレエでもジゼル(死んだジゼルに会いに湖沼へ行き、精霊たちに取り殺されそうになる)や、眠りの森の美女(永遠の眠り=死という通過儀礼を経て目覚める)など、死を扱うテーマは多くあり、能の「井筒」「松風」(夢で死者と再会)などもその後歌舞伎に転じて公演されています。
生と死の世界を分つ大河として穢れのイメージの強い三途の川ですが、本作では生と死のバランスをとり循環させるニュートラルな存在として描いています。
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1990年生まれ。神戸大学発達科学部人間表現学科卒業後、同大学院博士前期課程人間発達環境学研究科人間表現専攻修了。即興性・非再現性を取り入れつつ制作される作品は、神話や儀式、伝承、風習といった人類固有のモチーフと接続されることで、偶然と必然、普遍と固有、矛盾する感覚が同時に成立する体験を探求しています。
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