森の図書館 -天川- / A Library in the Woods -TENKAWA-
制作年: 2021
素材・技法: 鉄
サイズ: 60 × 60 × 60 cm
エディション: 1点物、ユニーク
サイン:未設定

About the Work
- 制作年
- 2021
- 素材・技法
- 鉄
- サイズ
- 60 × 60 × 60 cm
- エディション
- 1点物、ユニーク
- サイン
- 未設定
- 額装
- なし
- 作品証明書
- 未設定
- カテゴリー
- プロジェクト
- スタイル
- その他
Work Details
森の中の図書館 「森の中の図書館」は、MIND TRAILコース内の様々な場所に本を散りばめるプロジェクトです。 参加アーティストをはじめとした様々な選者の皆さまから、本芸術祭のコンセプトや奥大和の自然の中で読みたい本をテーマに書籍を選んでいただきました。
※実際の書籍をお読みになる際は、ポストの鍵ナンバーが必要となります。
【ポスト①(ミニ展望台)鍵ナンバー:7→7→1(ダイヤルを左へ2回、右へ1回)】
【ポスト②(休憩所)鍵ナンバー:2→2→7(ダイヤルを左へ2回、右へ1回)】
【ポスト③(シェアオフィス西友)【鍵ナンバー:4→4→7(ダイヤルを左へ2回、右へ1回)】
※お手を触れる作品のため、手先の消毒など皆様のご協力をお願いいたします。
MIND TRAILのコース内や、ちょっと休憩したい時に読んで欲しい本をご紹介します。
※以下、五十音順
上野千蔵(天川エリアアーティスト)
選書:数学する人生/著:岡 潔/編集:森田 真生
出版社:新潮文庫/発行年:2019年
コメント:
外界と心が同化しその彩りになる事を情緒と呼ぶ。周囲と心が通い世界に属していると実感する時、人は懐かしいと感じる。人は本来そこにいるだけで懐かしい。それが嬉しい。生の通奏低音は「懐かしさと喜び」なのだ。これが岡の根本的信念である。
覚 和歌子(天川エリアアーティスト)
選書:龍の起源/著:荒川 紘著
出版社:紀伊国屋書店/発行年:1996年
コメント:
古今東西の神話伝説になくてはならない「龍」の発祥を読み解いた心躍る一冊。これを読んでいる真最中にこの天川村洞川温泉に呼ばれました。まごうかたなき龍の司る土地でした。
金子未弥(天川エリアアーティスト)
選書:類推の山/著:ルネ ドーマル / 原著:Ren´e Daumal/ 翻訳:巌谷 国士
出版社:河出書房新社/発行年:1996年
コメント:
大峯山を知ったときに真っ先に思い浮かんだのが、この言語としての山『類推の山』でした。「不可視のものの門は可視でなければならない」など示唆に富んだ言葉で語られる、不可視の山へ向かう未完の物語です。
KIKI(吉野・天川・曽爾エリアアーティスト)
選書:緑の髪のパオリーノ/著:ジャンニ・ロダーリ /翻訳:内田 洋子
出版社:講談社/発行年:2020年
コメント:
イタリアの巨匠・児童文学作家ロダーリによる短編集。豊かな発想力に富んだ世界は、自然のなかで読むことで、より未知の世界へ誘ってくれます。荒井良二さんによるカバー装画も見逃せません
菊池宏子(天川キュレーター)
選書:峠鬼/著:鶴淵 けんじ
出版社:コミニケ出版/発行年:2019年
コメント:
「峠鬼」は、修験道の開祖・大峰山を開山した役行者/役小角と弟子の前鬼と後鬼の旅?冒険を描く伝奇“鬼”ファンタジーです!この場所だからこそ読んでほしい一冊です。主人公妙と後鬼との掛け合いも読みどころ!
木村 充伯(天川エリアアーティスト)
選書:フィルムコミック もののけ姫 完全版(4)/著:宮崎駿アニメージュ編集部
出版社:徳間書店/発行年:2000年
コメント:
今回展示する天川をリサーチして僕が感じたのは人間の世界です。
川が流れ、苔が生い茂る森。動物がしゃべり、神がしゃべる、二足歩行のシシガミ。それを解釈する人間。これは人間の世界と言っていい。
国本泰英(天川エリアアーティスト)
選書:ダルビッシュ有の変化球バイブル
出版社:ベースボール・マガジン社/発行年:2009年
コメント:
カーブやスライダーを投げられる喜びを教えてくれます。
小林エリカ
此処―句集/著:池田澄子
出版社:朔出版/発行年:2020年
コメント:
「綿虫よ此の世ひろすぎではないか」「決心はゆらぐし柚子は黄味さすし」
ごく身近な小さな場所からどこまでも遠くへ繋がるような池田澄子さんの句。そのひとつひとつをあえて森の中で読んでみたらひょっとして面白いのかもしれないと思いました。
菅野麻依子(天川エリアアーティスト)
選書:地球のためのデザイン/著:ヴィクター・パパネック
出版社:鹿島出版会/発行年:1998 年
コメント:
アートと人間の関係は簡潔 に言えば、持て余したイメージの整理とか、情報処理の一環としてできた 副産物、という一面もあるのかもしれない。
山城光
選書:てぶくろ/著:エウゲーニー・M・ラチョフ , 翻訳:うちだ りさこ
出版社:館書店/発行年:2020年
コメント:
森にすむどうぶつたちのおはなし。おしゃれぎつねの洋服がかわいいです。
山城丗界
選書:あるかしら書店/著:ヨシタケ シンスケ
出版社:ポプラ社/発行年:2017年
コメント:
色々な本が紹介されていて、そこが良いと思いました。ラブリーラブリーライブラリー!
山田悠(天川エリアアーティスト)
選書:ラインズ 線の文化史/著:ティム・インゴルド, 翻訳:工藤 晋
出版社:左右社/発行年:2014年
コメント:
この本は、音楽やダンス、発話など様々な線(ライン)の描かれ方を丁寧に分析しています。特に第三章では「歩くこととは?」について書かれていて、歩くことの持つ豊かさに触れてほしいと思い、この本を選びました。
Exhibition Information
- 過去の展示
- MIND TRAIL 奥大和 心のなかの美術館2021.10.09 - 11.28<天川> MIND TRAIL 奥大和 心のなかの美術館2021.10.09 - 11.28
Artist
MIND TRAIL事務局
奈良・奥大和の広大な大地を使い、今この時期だからこそ自分の足で歩き、アートを通して身体と自然を感じて欲しい、そのような思いから、歩く芸術祭を広大な奥大和で開催することにいたしました。2回目の開催となる2021年は昨年より更に自然やその土地の人の営みと対峙する機会を「歩く」を通して深める試みを取り入れたいと思っています。 WHY WALK? なぜ歩くのか? コロナ禍では自分の足で歩いたことで、家の周りや、自分の身体や周辺空間の解像度が上がったことに気がついた人も多かったと思います。 同時に、Stay Home期間中、人は結果として土に触れ、自然を見ることで理由の無い落ち着きを取り戻し「人間とは?」「自然とは?」「環境とは?」「いのちとは?」など答えなき哲学的な問を考える機会にもなりました。 奈良・奥大和の広大な大地を使い、今この時期だからこそ自分の足で歩き、アートを通して身体と自然を感じて欲しい、そのような思いから、歩く芸術祭を広大な奥大和で開催することにいたしました。 2回目の開催となる2021年は昨年より更に自然やその土地の人の営みと対峙する機会を「歩く」を通して深める試みを取り入れたいと思っています。 WHY ART? なぜアートなのか? 昨年に引き続き2回目となる2021年も、多くの芸術祭はコロナの影響で中止もしくは延期になっています。 県をまたいで美術館に行くことも容易ではなくなった今、自分を写す鏡もなくなってしまい、何かが足りない感情になっている人々が多いのではないでしょうか。 芸術祭や美術館はそこに行かなければ体験することができません。 でもこんな未曾有な状況であるからこそ、自分がいる場所=心のなかに美術館を作ることができるのではないかと考えました。 この世界でさまざまな様式が大きく変化する期間に貯めたエネルギーを、アーティストが創る作品と共に奥大和の自然や大地に展示できないだろうか。 そんな思いとともに2020年からこの芸術祭を始動しました。 自然から、そしてこの土地に住む人々から、この芸術祭を訪れたみなさんは多くのことに気づくでしょう。
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