Journey ー いつかどこかの旅、あるいは夢の中 ー
制作年: 2018
素材・技法: 写真
サイズ: 30cm*40cm
エディション: 1点物、ユニーク
サイン:未設定

About the Work
- 制作年
- 2018
- 素材・技法
- 写真
- サイズ
- 30cm*40cm
- エディション
- 1点物、ユニーク
- サイン
- 未設定
- 額装
- なし
- 作品証明書
- 未設定
- カテゴリー
- 写真
- スタイル
- 日常
Work Details
” そこにある光 ”
何気ない日常のなかでハッとするような光や影の美しさに出会うことがある。
香港、朝のラッシュ時間帯。大通りには多くの人、車、バスが往来していたが、一本裏通りに入ると静謐な時間が流れていた。曇り空の下、濡れたアスファルトのかすかな照り返しを美しいと感じつつ、職場に向かう女性の後ろ姿にカメラを向けた。
すべて、悪い面もあれば、必ず良い面もある。一隅を照らすことの大切さ。そういうことを強く思い始めた時期だった。またこの頃はまだ自分の写真を作品と意識していなかった。しかし、この時の旅が、ファインダーを通して自分が何を見たいか、どのような世界を撮りたいかを認識するきっかけになった。そして、2012年に行った初個展のDMにこの写真を使用した。私にとって特別な一枚。
(2010年冬、香港で撮影)
” ソウル・メイト ”
遺跡にある洞窟という場所の影響か、目の前を歩く老夫婦のシルエットが時空を超えて旅をしている人たちのように見えた。
人のシルエットや影がその本人の意識を超えて何かを語りかけてくることがある。現実と非現実の狭間のような、あるいは遠い記憶のような適度な曖昧さを含みながら。
(2017年秋、イタリア・シシリア島で撮影)
” 夢の向こう側 ”
逆光に目を細めると、ミストの噴水に朝日があたり、街路樹のシルエットと合わさって幻想的な世界が広がっていた。突如そこで見知らぬ少女が母親の手を離れて無邪気に駆けまわり始めた。樹木のそばでふと立ち止まった彼女の目線の先には何が見えているのか。ふと、小さい頃に見ていた世界を思い出せるような気がした。
(2018年秋、パリで撮影)
” accompany ”
ある国・地域では、影は悪魔が宿るものとして毛嫌いされるらしい。しかし人は影から目を背けることはできないし、日が差すところには影ができる。影は寄り添うもの。
(2019年春、パリで撮影)
” 準備OK ”
外出制限解除後、自宅近くで開催されたダンスイベントに参加した。アフリカン・コンテンポラリーやクラシックなど、いろいろなスタイルのダンスの融合。音楽や観客の呼吸に合わせたパフォーマンスの躍動に、ようやくコロナ禍の緊張から解放された気がした。
生きている、それだけで素晴らしいと思える。観念だけではなく実存するという幸せ。
(2020年7月、パリ郊外で撮影)
Exhibition Information
- 過去の展示
- 写真展「4と1展〜今までと今の作品集〜」2020.07.31 - 08.25
Artist
写真家・アーティスト
1967年、兵庫県生まれ。 パリ郊外在住 日本企業で建築関連の仕事(米国デザイン・スクール留学を含む)をしながら、2011年に写真家としての活動を始める。2018年に退職し、写真家・アーティストとしての活動を本格的に開始。「内面」との対話、現実と非現実とのあいまいな境界、ならびに物語性を意識した作品づくりを行っている。 新型コロナウィルスのパンデミックを経て、人や自然との繋がり方や利便性のあり方について深く考えた。そして、頭で考えるだけではなく真摯に心の声を聞くこと、心地のよい曖昧さ/余地を残すことをより意識するようになった。 世界中が共通の苦難に直面している今こそ、アートの持つ力、果たす役割が高まると信じている。アートを通じたコミュニティーの繋がりは社会をより強く、サスティナブルにする。 「あるゆる芸術の士は人の世を長閑にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。」夏目漱石の言葉である。 そのような芸術の士を彼は目指している。 フランス・パリ郊外 在住。
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パリで写真家/アーテイストとしての道を本格的に目指すという選択をしました。現在、作品/自分自身と向き合いながら活動展開を図っています。
Sticker によるご支援は個展開催、写真集制作、イベント企画・参加等、活動展開のための資金にさせて頂きます。
よろしくお願いします。