skatole
制作年: 2013
素材・技法: 鋼鉄, 真鍮, ガラス, その他
サイズ: Φ102.6×12.9cm、Φ77.6×8.7cm、Φ51.8×7.5cm
エディション: 1点物、ユニーク
サイン:未設定

About the Work
- 制作年
- 2013
- 素材・技法
- 鋼鉄, 真鍮, ガラス, その他
- サイズ
- Φ102.6×12.9cm、Φ77.6×8.7cm、Φ51.8×7.5cm
- エディション
- 1点物、ユニーク
- サイン
- 未設定
- 額装
- なし
- 作品証明書
- 未設定
- カテゴリー
- 彫刻
- スタイル
- その他
Work Details
skatole 2012-2013
透明標本、ステンレス、真鍮、硼珪酸ガラス、蛍光灯
Φ102.6×12.9cm、Φ77.6×8.7cm、Φ51.8×7.5cm
撮影=白井晴幸
ディティール
コンセプト
香水のシャネルの5番からヒントを得た。この香水の成分に含まれているskatoleと言う有機化合物が、タイトルの由来となっている。skatoleとは糞臭になる物質で、薄めて使うとジャスミンの香りになるものらしい。シャネルという象徴化された美のアイコン的存在の中にこのような皮肉が含まれていることを知り、それが自分の中で自然としっくりと感じて何故か納得してしまった。そこから、美しさと豪華を兼ね備えたシャンデリアをもとに作品を制作することを決めた。
シャンデリアの装飾とて、大量の透明標本を使用している。透明標本を選んだのは死を華麗に表現したかったことと、その個体に光を透過させて視れば、その染色された部分がまるで宝石のように見えるからである。このヴァニタスがskatoleで表現したかったことでもあるからだ。そして、魚を光り輝く別の物体として表意させ、受け手に対して魚本来の生々しさをオブラートに包みこむことを目的としたためでもある。この透明標本で使用した魚は、すべて近隣のスーパーや鮮魚店で買ってきたものだ。作品のために魚を殺すのはテーマから反してしまうからである。あくまで身近なものかつ私たちの生活で日常的に食べている当たり障りのないもので表現することが、実体の本質を伝えることが出来ると思ったからだ。透明標本にした時に鮮度がいい魚は透明度が高く、冷凍焼けした箇所は黒く鈍くなる。死と美しさの両極に存在する無数の欲を、シャンデリアを通じて覆い隠すことを試みた作品である。









昨年末まで会社員と作家業とを二足の草鞋として務めていましたが、時間という制約の中ではどうしても限界を感じてしまい、作家業に専念することを決意しました。今年はコロナの影響もあって先の見えない状況が続いていますが、これまで培ったスキルを生かして精力的に個展や新規プロジェクトを立ち上げる予定です。ご支援いただいたお金は作品制作費として大切に使わせていただきます。何卒よろしくお願い申し上げます。