From My Room, The End of March 2020 #5

エディション: 1点物、ユニーク

サイン:未設定

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From My Room, The End of March 2020 #5

About the Work

エディション
1点物、ユニーク
サイン
未設定
額装
なし
作品証明書
未設定
カテゴリー
写真
スタイル
日常
ハッシュタグ

Work Details

From My Room, The End of March 2020 #5 そして夜が明けた。#1から#4は2020年3月28日の夜に撮影した写真だ。この#5だけは29日の朝に撮影したものになる。 28日の時点でわたしは、天気予報で雪が降るという情報は知っていた。しかし、もう4月になるので積もることはないと思っていた。しかし、現実は『雪は積もった』わたしの思い込みは現実の前に砕かれた。しかし、わたしは雪が積もったことが嬉しかった。今年は雪がない冬なのかと思っていたから。

戦前戦後を代表する写真家の木村伊兵衛が『自室、病床より』で自分の顔を撮影したり、壁に掛けてある時計を撮影したりしたように、写真をするものは撮らずにはいられないとわたしは思います。

2020年3月28日、29日は新型コロナウィルスの感染拡大により東京都から『外出自粛のお願い』が出された最初の週末でした。2日間、2DKの賃貸マンション(ドアを一部外しているので実質的には2K)にこもりながらわたしも写真を撮っていました。

あの日、多くの表現者が部屋にこもりながらも、表現を諦めることなく、何かをしようとしていたと思います。

もちろん、今も。

かつて、木村伊兵衛が死の直前まで写真していたように。

外出は自粛しても、表現は自粛しない。

枷の中でこそ、逆境の中でこそ表現者は表現をしようとするとわたしは思います。

不謹慎かもしれませんが、何かあたらしい事が起きる予感を覚えながら、わたしはこの『自粛』の時を生きています。

年老いた実家の両親や遠方に住む姉とその家族、そして隣にいてくれるパートナーのことを思いながら。

Exhibition Information

過去の展示

Artist

金子 千裕
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金子 千裕

写真家/Photographer

宮城県仙台市出身。石巻専修大学理工学研究科機械システム専攻修了。エンジニア、百貨店事務員、広告カメラマンなどを経て現在に至る。ワークショップ『夜の写真学校』32期生。元々ストリートスナップを得意とし、イベント撮影や美術家の制作記録を撮影をすることが多い。写真をメインにしつつも美術家との関わり合い、影響から写真以外の表現活動を行うこともある。写真作品としては、写真が持つ強い記録性を意識しながら現在は『夜』と『異界』をキーワードに撮影を行っている。

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最終更新日
2020.04.16