Without Thinking No.6
制作年: 2025
素材・技法: キャンバス, アクリル, ミクストメディア
サイズ: 53 × 45 × 4 cm
エディション: 1点物、ユニーク
サイン:あり

About the Work
- 制作年
- 2025
- 素材・技法
- キャンバス, アクリル, ミクストメディア
- サイズ
- 53 × 45 × 4 cm
- エディション
- 1点物、ユニーク
- サイン
- あり
- 額装
- 相談可
- 作品証明書
- あり
- カテゴリー
- 絵画
- スタイル
- 抽象
Work Details
作品のコンセプト・制作意図
我々の無意識における規則性を描いた作品です。本作品におけるゴツゴツとしたテクスチャーは地球の⼤地を⽰し、⽔でぼかして描かれた部分は⽔や湖を、四⾓いオブジェクトは⽊材を使⽤しており、天然⽯や鉱物から着想を得ています。
本作品の陸地の形状は対数螺旋になぞるようにして形成され、対数螺旋の中⼼には四⾓いオブジェクトが置かれています。対数螺旋とは⾃然界に頻繁に観察される形状です。
偶発的やランダムで形成されたように⾒える⾃然界であっても、とある規則性に則っているのではないでしょうか。
私たちは気づかずに無意識のうちに規則に基づいた⽣活を繰り返していることを表しました。
画面に佇む木製のキューブは、自然界に潜む「偶然の中の必然」や、「無意識に内包された秩序」を象徴しています。鉱物や天然石に見られる規則的な造形は、混沌とした自然の中に現れる稀有な秩序。その姿に着想を得て、このキューブは、無数の選択や出来事が重なった末に現れる「奇跡のかたち」として作品の中に据えられています。
側面
「自然」という主題から派生し、人間を描く。
私がこのシリーズを描き始めた当初、主題は「自然」でした。
画面上のゴツゴツとしたマチエールは大地を、滲んだ柔らかな層は水の流れを象徴しています。
それは、私の中にある「風景の記憶」を呼び起こすような、感覚に寄り添ったものでした。
しかし、制作を続けるうちに、その自然の描写は徐々に人間の感情や時間、哲学と結びつき始めました。
硬質な地層は「強く刻まれた記憶」へと、
水のにじみは「流れては戻らない思考や感情」へと、
そして自然の中に生まれた「静けさ」は、私自身の内面の静寂と重なっていったのです。
表面的に見ればこの作品は、想像による抽象風景です。
けれどその中には、私自身の人生の流れ、記憶、思考の痕跡が沈んでいます。
自然を描くことが、いつの間にか人間を描くことになっていた——
それが、この作品の根底にある、静かな変化であり意味の転換なのだと思います。
Presence in Space
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Artist
アーティスト
地球の「大地」を彷彿とさせるようなゴツゴツとしたテクスチャーを開発し、作品製作を行う。
題材とするモチーフは「自然」。
自身がどこかで感じ取った自然の風景や物が組み合わさる事により作品が生まれる。
自然を題材に描く事で私たちの在り方を問う。
描くもの、映し出すもの
私が抽象画を描き始めた当初、主題は「自然」でした。
画面に現れるゴツゴツとしたテクスチャーや、絵の具が滲む様な表現は、
私自身の中にある「風景の記憶」や「感覚」を呼び起こすものでした。
しかし製作を続けていくうちに、自然の表現は次第に人間の感情や、
時間、哲学的な問いかけと結びついていきました。
かたちを持たないぼかし、ゴツゴツとした地表。
それらは作品ごとに異なる意味合いを
宿し、その時々の私自身の内面の痕跡を映し出しています。
自然を描くことが、いつしか人間や思想を描くことになっていた。
それが各シリーズに共通して流れています。

































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